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給湯器が凍結したらどうする?自然解凍の手順とやってはいけないこと|凍結の破損は保証期間内でも有料に

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給湯器が凍結してお湯が出ないときは、リモコンの運転を「切」にして、気温が上がって自然に溶けるのを待つのがいちばん安全です。急ぐときは、凍った配管にタオルを巻いてぬるま湯をゆっくりかけます。熱湯は絶対にかけないでください。配管や機器が破損するおそれがあります。

もう1つ知っておきたいのが、メーカーの案内では凍結による破損は保証期間内でも有料修理になることです(リンナイの場合)。この記事では、凍結したときの手順、溶けたあとの確認、壊れたときに修理か交換かの判断、来年に向けた予防をまとめます。

結論:給湯器が凍結したときの手順

順番やることポイント
1リモコンの運転スイッチを「切」にする電源プラグは抜かない(抜くと凍結予防ヒーターが止まる)
2給湯栓(蛇口)を少し開けておく溶けたときに水が出て、溶けたことがわかる
3気温が上がって自然に溶けるのを待ついちばん安全。日中に気温が上がるまで待つ
4急ぐときは、凍った配管にタオルを巻いてぬるま湯をゆっくりかける熱湯はかけない。かけたあとは水分をふき取る(残った水がまた凍る)
5水が出たら、給湯器と配管から水漏れがないか確認する漏れていたら、水道の元栓を閉めて修理を依頼する
リンナイ「給湯器の凍結について」、東京都水道局の案内をもとに当サイト作成(2026年10月10日確認)。機種ごとの手順は取扱説明書で確認
給湯器が凍結したときの5つの手順

やってはいけないこと

  • 熱湯をかける:急な温度差で配管や部品が割れることがある
  • 電源プラグを抜く:凍結予防ヒーターと自動ポンプ運転が止まり、さらに凍りやすくなる
  • ドライヤーやストーブを近づけたまま放置する:機器や配管の保温材を傷めたり、火災の原因になったりする
  • 何度もお湯を出そうとリモコンを操作する:凍ったまま運転させても解決しない

溶けても直らないとき:修理か交換か

溶けたあとに水漏れがある、エラー表示が消えない、お湯にならないときは、凍結で部品が壊れた可能性があります。リンナイは、凍結による破損は保証期間内でも有料修理と案内しています。修理するか交換するかは、使っている年数で判断するのが目安です。

使っている年数おすすめの対応理由
〜7年くらい修理を優先本体はまだ使える期間が長い。部品の交換で直ることが多い
8〜10年くらい修理と交換の両方の見積もりを取る修理しても、ほかの部品が続けて壊れることがある
10年以上交換を検討修理用の部品が手に入らず、修理できないことがある
当サイト作成。実際の判断は、修理費用と交換費用の見積もりを比べて行う

冬に給湯器が壊れると、交換工事が混み合って何日もお風呂に入れないことがあります。交換も考えるなら、早めに複数の会社から見積もりを取っておくと、価格と工事日を比べて選べます。

省エネ型の給湯器に交換すると、国の補助金を使える場合があります。対象と金額は、こちらの記事でまとめています。

給湯器の補助金2026|給湯省エネ2026事業の補助額・対象・予約申請は11月16日まで
給湯器の補助金「給湯省エネ2026事業」の補助額(エコキュート7万〜10万円、ハイブリッド10万〜12万円、エネファーム17万円)、自分の交換が対象かの判断表、予約申請(11月16日まで)と交付申請(12月31日まで)のスケジュール、予算の残り、業者に確認すべきことを公式情報をもとにまとめました。普通のガス給湯器は対象外です。

状況別の凍結予防

給湯器には凍結予防ヒーターが付いていますが、それだけでは防げない日があります。状況に合わせて、次の方法を使い分けます。

状況やること
ふだんの冬の夜電源プラグを差したままにする(機器のまわりが約3℃以下になると、ヒーターと自動ポンプ運転が働く)。浴槽の残り湯を、循環口より5cm以上上まで残しておく
-15℃以下になる日、風が強く冷え込む日ヒーターだけでは防げない。給湯栓から水を少しずつ流しておく(1分間に約400mL、太さ約4mmが目安)
停電しているとき凍結予防装置が働かない。長くお湯を使わないときは水抜きをする
旅行などで長く家を空けるとき水抜きをする
むき出しの配管がある保温材を巻く。保温材が破れていたら補修する
出典:リンナイ「給湯器の凍結について」(2026年10月10日確認)。機種により方法が異なるため、取扱説明書も確認
状況別の給湯器の凍結予防

水を流すときは、混合水栓なら温度を最高の位置にして、浴槽に排水栓をして水をためておく方法がメーカーから案内されています。30分ほどしたら、もう一度水の量を確認しましょう。

よくある質問

自然に溶けるまで、どのくらいかかりますか?

決まった時間はありません。朝に凍っていても、日中に気温が上がれば溶けることがあります。日が当たらない北側の配管や、一日中氷点下の日が続く地域では、もっと時間がかかります。

凍結で壊れたら、保証で直せますか?

メーカーによっては、凍結による破損は保証期間内でも有料修理としています(リンナイの案内)。延長保証や住宅設備の保証に入っている場合も、凍結が対象外になっていることがあるので、保証書を確認してください。

エコキュートも同じ方法で大丈夫ですか?

エコキュートは、ガス給湯器とつくりが違い、凍結予防の運転や水抜きの方法も機種ごとに異なります。取扱説明書の手順を確認し、わからないときはメーカーの窓口に相談してください。

まとめ

  • 凍結したら、運転を「切」にして自然に溶けるのを待つ。電源プラグは抜かない
  • 急ぐときはタオル+ぬるま湯。熱湯はかけない。かけたあとは水分をふき取る
  • 溶けたら水漏れを確認。凍結による破損は保証期間内でも有料修理になることがある
  • 使って10年以上なら、修理より交換を検討。補助金が使える場合もある
  • -15℃以下・強風の日は水を流す、停電・長期不在のときは水抜きで予防する

給湯器の交換は、会社によって本体の値引き率や工事費、工事日までの日数が大きく違います。壊れてから慌てないように、複数の会社の見積もりを比べておきましょう。

給湯器の交換費用の相場と、業者の選び方はこちらの記事でまとめています。

給湯器交換の費用相場と業者の選び方|寿命のサイン・補助金まで徹底解説
給湯器交換の費用相場は、ガス給湯器で約6万〜30万円、エコキュートで約30万〜60万円が目安です。寿命のサイン、修理か交換かの判断基準、種類と号数の選び方、2026年の補助金、失敗しない業者選びまでをわかりやすく解説します。

出典:リンナイ 給湯器の凍結について、東京都水道局 中野支所だより(2024年12月)(いずれも2026年10月10日確認)