※本サイトには広告が含まれます
給湯器を交換するときに使える国の補助金が「給湯省エネ2026事業」です。エコキュートなら1台7万〜10万円、ハイブリッド給湯機なら10万〜12万円、エネファームなら17万円が補助されます。
ただし、普通のガス給湯器への交換は対象外です。また、補助金は自分では申請できず、登録した業者が申請する仕組みです。予算を確保する「予約申請」は2026年11月16日までで、予算は10月3日時点ですでに47%まで使われています。
この記事では、公式情報だけをもとに「いくらもらえるか」「自分の交換は対象か」「いつまでに何をすればいいか」を整理しました。業者に確認すべきことのチェックリストも載せています。
給湯省エネ2026事業の補助額【早見表】

補助額は「基本額」に、性能が高い機種の「性能加算」と、古い暖房機・温水器を撤去したときの「撤去加算」を足して決まります。
| 対象機器 | 基本額 | 性能加算 | 基本額+性能加算 |
|---|---|---|---|
| エコキュート(ヒートポンプ給湯機) | 7万円/台 | +3万円/台 | 10万円/台 |
| ハイブリッド給湯機 | 10万円/台 | +2万円/台 | 12万円/台 |
| エネファーム(家庭用燃料電池) | 17万円/台 | - | 17万円/台 |
| 撤去加算(上の補助に追加) | 金額 | 上限 |
|---|---|---|
| 電気蓄熱暖房機を撤去 | 4万円/台 | 2台まで |
| 電気温水器を撤去 | 2万円/台 | 補助を受ける給湯器の台数まで |
- 補助を受けられる台数は、戸建住宅で2台まで、マンションなどの共同住宅で1台までです。
- エコキュートの撤去は、撤去加算の対象になりません(エコキュートからエコキュートへの交換は、基本額と性能加算のみ)。
- 給湯省エネ2025事業ですでに補助を受けた工事は、対象になりません。
あなたの給湯器交換は対象?【判断表】
対象になるかどうかは、「交換後にどの機器を入れるか」で決まります。今使っている給湯器と、交換後の機器の組み合わせで確認してください。
| 今の給湯器 | 交換後 | 給湯省エネ2026事業 | 補助の目安 |
|---|---|---|---|
| ガス給湯器 | ガス給湯器(エコジョーズを含む) | 対象外 | - |
| ガス給湯器 | エコキュート | 対象 | 7万〜10万円 |
| ガス給湯器 | ハイブリッド給湯機 | 対象 | 10万〜12万円 |
| 電気温水器 | エコキュート | 対象(撤去加算あり) | 9万〜12万円 |
| エコキュート | エコキュート | 対象(撤去加算なし) | 7万〜10万円 |
| どれでも | エネファーム | 対象 | 17万円 |
いちばん多い「ガス給湯器が壊れたので、同じガス給湯器に交換する」ケースは、この補助金の対象になりません。補助金の記事の多くは「最大◯万円」を大きく書いていますが、自分のケースが対象かどうかを先に確かめることが大切です。なお、国土交通省の「みらいエコ住宅2026事業」では、エコジョーズ(ガス給湯器)も1戸3万円の補助対象です。ただし、窓や壁の断熱リフォームと一緒に行うことが条件で、給湯器の交換だけでは使えません。ガス給湯器だけを交換する場合は、お住まいの自治体の補助制度を確認しましょう。
対象になるエコキュートの条件
エコキュートなら何でも対象になるわけではありません。メーカーの案内によると、条件は次のとおりです。
- 基本額(7万円):省エネ法のトップランナー制度で2025年度の目標基準値以上の性能があり、インターネットにつながって、天気予報に合わせて昼間に沸き上げをずらす機能があること
- 性能加算(+3万円):基本の条件を満たす機種より、CO2の排出量が5%以上少ないこと
2026年からは「インターネットにつながる機能」が条件になっています。安いモデルや古い在庫品は対象外のことがあるので、見積もりの型番が対象機種かどうかを、公式サイトの「補助対象製品の検索」で確認してください。
いつまでに何をする?申請のスケジュール
給湯省エネ2026事業には、予算を先に押さえる「予約申請」と、工事のあとに行う「交付申請」の2つがあります。どちらも申請するのは業者です。
| 手続き | できる時期 | 締め切り |
|---|---|---|
| 対象になる工事 | 2025年11月28日以降に着工 | - |
| 予約申請(予算の確保) | 着工したあと | 2026年11月16日(予算がなくなれば終了) |
| 交付申請(本申請) | 工事の引き渡しまたは使用開始のあと | 2026年12月31日(予算がなくなれば終了) |

注意したいのは、予約申請は着工しないとできないことです。11月に入ってから業者を探し始めると、見積もり・契約・工事の日程を組むうちに11月16日を過ぎてしまうおそれがあります。冬は給湯器の故障が増え、業者も機器の在庫も取り合いになる時期なので、使うつもりなら10月中に見積もりを取っておくのが安全です。
予算の残り(当サイトで記録)
公式サイトでは、予算に対してどれだけ申請があったかが公表されています。当サイトで確認した数字を記録していきます。
| 確認日 | 予算に対する申請額の割合 | 撤去加算の申請額の割合 |
|---|---|---|
| 2026年10月3日 | 47% | 24% |
補助金は業者選びで決まる:見積もり前のチェックリスト
給湯省エネ2026事業は、一般の消費者が直接申請することはできません。事務局に登録した「給湯省エネ事業者」が申請と受け取りを行い、補助金を消費者に還元します。つまり、補助金を使えるかどうかは、どの業者に頼むかで決まります。
見積もりを頼むときは、次のことを業者に確認してください。
- 給湯省エネ2026事業の登録事業者ですか?
- 見積もりの機種(型番)は補助の対象機種ですか?性能加算の対象ですか?
- 予約申請は、いつ、誰がしてくれますか?11月16日に間に合いますか?
- 補助金はどうやって還元されますか?(工事代金から引くのか、あとで振り込むのか)
- 機器の在庫と工事日はいつですか?
- 撤去加算(電気温水器などの撤去)は見積もりに入っていますか?
同じエコキュートでも、本体の値引きや工事費は業者によって大きく変わります。補助金の対応と総額の両方を比べるために、2〜3社から見積もりを取るのが確実です。
よくある質問
ガス給湯器の交換で使える補助金はありますか?
給湯省エネ2026事業の対象は、エコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファームの3種類だけです。みらいエコ住宅2026事業ではエコジョーズも1戸3万円の対象ですが、窓や壁の断熱リフォームと一緒に行うことが条件です。ガス給湯器の交換だけなら、お住まいの自治体の補助制度を確認してください。
自分で申請できますか?
できません。申請は登録事業者が行います。登録していない業者に頼むと、対象の機種を入れても補助金は受け取れません。
マンションでも使えますか?
使えます。ただし共同住宅は1台までです。エコキュートは設置スペースが必要なので、管理規約で設置できるかも確認しましょう。
すでに工事が終わっていても申請できますか?
2025年11月28日以降に着工した工事で、登録事業者が施工していれば対象になる可能性があります。予約申請は11月16日、交付申請は12月31日が締め切りなので、工事をした業者に早めに確認してください。
まとめ:対象かを確かめて、11月16日までに動く
- 補助額は、エコキュート7万〜10万円、ハイブリッド給湯機10万〜12万円、エネファーム17万円(撤去加算は別)
- 普通のガス給湯器への交換は対象外
- 申請するのは登録事業者。自分では申請できない
- 予約申請は2026年11月16日まで、交付申請は12月31日まで。予算は10月3日時点で47%使用
補助金をきちんと受け取るには、登録事業者に頼むことと、予約申請の締め切りに間に合うように動くことが大切です。複数の業者の見積もりを比べて、補助金の対応と総額の両方で納得できる会社を選びましょう。
給湯器の交換費用の相場や、業者の選び方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

出典:給湯省エネ2026事業 公式サイト(2026年10月3日・4日確認)、みらいエコ住宅2026事業 公式サイト(2026年10月4日確認)、三菱電機 給湯省エネ2026事業のご案内(2026年10月3日確認)
