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屋根のカバー工法の費用|約120万〜220万円。葺き替え・塗装との違いと、カバー工法ができない屋根

リフォーム箇所・種類別

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屋根のカバー工法(重ね葺き)の費用は、延床120㎡程度の木造2階建てで約120万〜220万円が目安です(足場代込み。SUUMOリフォームタイムズ、一級建築士監修)。今の屋根を撤去せずに新しい屋根を重ねるので、葺き替え(約150万〜300万円)より安く、工期も短くなります。

ただし、瓦屋根や、下地まで傷んでいる屋根にはカバー工法ができません。この記事では、カバー工法・葺き替え・塗装の費用と工期の違いと、どれを選ぶかの判断表をまとめます。

結論:カバー工法・葺き替え・塗装の費用と工期

工事費用の目安工期向いている屋根
塗装約60万〜70万円約1週間〜10日色あせ・コケが中心で、割れや雨漏りがない
カバー工法(重ね葺き)約120万〜220万円約1週間〜10日スレート・金属の屋根で、下地が傷んでいない
葺き替え約150万〜300万円約2〜3週間雨漏りしている、下地まで傷んでいる、瓦屋根
出典:SUUMOリフォームタイムズ「屋根リフォームの費用相場」(一級建築士監修、2026年2月3日更新、2026年10月12日確認)。延床120㎡程度の木造総2階、足場代込み
屋根の塗装・カバー工法・葺き替えの費用と工期の比較

葺き替えの費用は、カバー工法の1.3〜1.5倍程度です(同記事)。どの工事が合うかは、屋根に上って下地の状態を見ないと決まりません。「カバー工法で大丈夫」と言われたら、下地をどう確かめたかを説明してもらい、複数の会社の提案と見積もりを比べましょう。

カバー工法ができる屋根・できない屋根

屋根の種類・状態カバー工法理由
化粧スレート(コロニアル・カラーベストなど)できる平らな形なので重ねられる
金属の屋根(ガルバリウム鋼板・カラー鉄板)できる平らな形なので重ねられる
陶器瓦・セメント瓦できない波打った形なので重ねられない
下地(野地板)まで傷んでいるできない傷んだ下地を覆い隠すだけになる
すでに雨漏りしているできない下地からの補修が必要
SUUMOリフォームタイムズ(同上)をもとに当サイト作成。カバー工法の目安は築20〜30年
屋根のカバー工法ができる屋根とできない屋根

カバー工法のよい点と注意点

内容
よい点今の屋根を撤去しないので、撤去・処分の費用がかからない。アスベストを含む古いスレートを割らずに済み、飛散を避けられる。防水シートも新しくなる
注意点屋根が二重になって重くなるため、軽いガルバリウム鋼板などを使うのが一般的。下地の傷みを見落とすと、覆い隠すだけになる
将来のこと次に屋根を直すときは、2枚分を撤去する葺き替えになる
SUUMOリフォームタイムズ(同上)をもとに当サイト作成(2026年10月12日確認)

アスベストを含む可能性があるスレート屋根の費用と、工事前の事前調査は、こちらの記事でまとめています。

アスベスト屋根のリフォーム費用|カバー工法100万円〜・葺き替え150万円〜+処分費。事前調査の義務と補助金の注意点
アスベスト屋根の安全なリフォーム方法を解説。判定・カバー工法・葺き替え・費用・補助金まで専門家監修レベルで徹底解説。

見積もりで確認すること

  • 屋根に上って下地を確認したか(写真で説明してもらえるか)
  • 新しい屋根材の種類と重さ(ガルバリウム鋼板など軽いものか)
  • 防水シート・軒先の水切り・棟・換気棟が見積もりに入っているか
  • 足場代が含まれているか、外壁塗装と同時にして足場を1回で済ませられるか
  • 工事後の保証(雨漏りの保証期間)

葺き替えになった場合の組み合わせ別の費用と、1㎡あたりの内訳は、こちらの記事を参考にしてください。

屋根の葺き替え費用|30坪で約150万〜300万円。今の屋根材→新しい屋根材の組み合わせ別早見表と内訳
屋根の葺き替え費用と相場を屋根材別・坪数別に解説。スレート・瓦・金属屋根の特徴と工期、下地補修の注意点も紹介。

カバー工法・葺き替え・塗装など、屋根工事の種類ごとの耐久性と費用の違いは、屋根工事会社の解説も参考になります。
参考記事:屋根工事の種類と選び方|株式会社やまもとくん

よくある質問

カバー工法は何年もちますか?

使う屋根材によります。カバー工法で多いガルバリウム鋼板は、葺き替えの目安が25〜35年とされています(SUUMO)。塗装などの手入れをしながら使います。

瓦屋根でカバー工法はできますか?

陶器瓦やセメント瓦は波打った形のため、カバー工法はできません。瓦屋根を直す場合は、葺き替えか、瓦を一度外して並べ直す方法になります。

カバー工法で雨漏りは直りますか?

すでに雨漏りしている屋根は、下地が傷んでいることが多く、カバー工法では直せません。雨漏りの原因を調べ、下地から直す葺き替えを検討してください。

まとめ

  • カバー工法は約120万〜220万円。葺き替え(約150万〜300万円)より安く、工期も約1週間〜10日と短い
  • できるのはスレート・金属の屋根で、下地が傷んでいない場合。瓦屋根や雨漏りしている屋根はできない
  • 重くなるので軽い屋根材を使う。次に直すときは2枚分の撤去が必要になる
  • 下地をどう確かめたか、写真で説明してもらう

カバー工法にするか葺き替えにするかは、会社によって提案が分かれることがあります。一括見積もりサービスで、屋根工事の実績がある会社の提案をまとめて比べましょう。

出典:SUUMOリフォームタイムズ「屋根リフォームの費用相場。改修方法は、塗り替え、重ね葺き(カバー工法)、葺き替えの3種類」(2026年2月3日更新)、SUUMOリフォームタイムズ「屋根の葺き替えリフォームの費用相場と工事期間」(2026年2月16日更新)(いずれも2026年10月12日確認)