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アスベスト屋根のリフォーム費用|カバー工法100万円〜・葺き替え150万円〜+処分費。事前調査の義務と補助金の注意点

リフォーム箇所・種類別

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アスベスト(石綿)を含む可能性があるスレート屋根のリフォーム費用は、屋根100㎡でカバー工法なら約100万円〜、葺き替えなら約150万円〜が目安です(足場代は別)。葺き替えでは、古いスレートの処分費だけで30万〜40万円かかることもあります(SUUMOリフォームタイムズより)。

工事の方法にかかわらず、着工前には資格を持つ人による「石綿の事前調査」が法律で義務になっています(2023年10月から)。この記事では、自分の屋根に含まれているかの目安、工法ごとの費用とアスベストの扱い、事前調査と補助金の注意点をまとめます。

結論:アスベスト屋根のリフォーム費用と工法の比較

工法費用の目安(屋根100㎡)アスベストの扱い向いている状態
塗装約30万円〜屋根材はそのまま。工事前の事前調査は必要割れや反りが少なく、下地も傷んでいない
カバー工法(重ね葺き)約100万円〜今の屋根に新しい屋根をかぶせるので、撤去・処分が出ない下地(野地板)が傷んでいない
葺き替え約150万円〜+処分費30万〜40万円古いスレートを撤去し、決まったルールで処分する雨漏りなどで下地まで傷んでいる
出典:SUUMOリフォームタイムズ「スレート屋根の特徴とリフォーム費用」(2024年12月18日更新、2026年10月12日確認)。足場代(20万〜25万円程度)は別
アスベストを含む可能性がある屋根の工法別の費用

アスベストを含む屋根の工事は、調査・処分の手順が増えるぶん、会社によって見積もりの内訳や金額に差が出やすくなります。事前調査と処分費が見積もりに入っているかを、複数の会社で比べて確かめましょう。

自分の屋根にアスベストが含まれているかの目安

確認すること目安
屋根を施工した年住宅屋根用の化粧スレートでアスベストを含むものは1961〜2004年に製造。2004年以前に施工した屋根は可能性がある
法律の禁止時期2004年10月に石綿を1%超含む建材の製造などが禁止、2006年9月に0.1%超を含む製品が全面禁止
確かめる方法建てた会社の資料・図面で商品名を調べる。確実に知るには、資格を持つ調査者に調査してもらう
環境省「石綿含有廃棄物等処理マニュアル」、厚生労働省の資料をもとに当サイト作成(2026年10月12日確認)

スレートが屋根に施工されているだけなら、アスベストが飛び散る可能性は低いとされています(SUUMO)。問題になるのは、割ったり削ったりする工事のときです。

工事の前に必要な手続き(事前調査と報告)

時期決まったこと
2022年4月から請負金額が税込100万円以上の改修工事は、事前調査の結果を国の電子システムで報告する
2023年10月から建築物の事前調査は、資格を持つ人(建築物石綿含有建材調査者など)が行う
工事の規模にかかわらず解体・改修の工事では、石綿が含まれているかの事前調査が必要
厚生労働省「石綿総合情報ポータルサイト」をもとに当サイト作成(2026年10月12日確認)

調査と報告は、工事を請け負う元請の会社が行います。施主(工事を頼む人)は、次の点を確かめておくと安心です。

  • 事前調査を誰が行うか(調査者の資格があるか)
  • 調査の結果を書面で説明してもらえるか
  • 葺き替えの場合、撤去と処分の方法・費用が見積もりに入っているか
アスベスト屋根の工事前に必要な事前調査と報告のルール

補助金は「屋根」で使えるか確認が必要

国の「住宅・建築物アスベスト改修事業」は吹付けアスベストなどが主な対象で、屋根のスレートのような成形板を対象外と明記している自治体もあります(福島市など)。含有調査に補助を出している市区町村もありますが、対象の建材は自治体ごとに違うので、申し込む前にお住まいの市区町村の窓口で「屋根のスレートでも使えるか」を確認してください。

屋根の葺き替えの費用と工事の流れは、こちらの記事でまとめています。

屋根の葺き替え費用|30坪で約150万〜300万円。今の屋根材→新しい屋根材の組み合わせ別早見表と内訳
屋根の葺き替え費用と相場を屋根材別・坪数別に解説。スレート・瓦・金属屋根の特徴と工期、下地補修の注意点も紹介。

屋根材・工法ごとの費用の比べ方は、こちらの記事を参考にしてください。

屋根のカバー工法の費用|約120万〜220万円。葺き替え・塗装との違いと、カバー工法ができない屋根
屋根リフォームの費用相場を工法・材質・面積別に徹底比較。塗装・カバー・葺き替えの違いや追加費用、見積もりの注意点を詳しく解説します。

よくある質問

アスベストを含む屋根に住んでいても大丈夫ですか?

スレートが屋根に施工されたままなら、飛び散る可能性は低いとされています。割れや欠けが多くなってきたら、むやみに触らず、工事のときに適切な方法で直すことが大切です。

カバー工法と葺き替え、どちらがいいですか?

下地(野地板)が傷んでいなければ、撤去・処分が出ないカバー工法のほうが費用を抑えやすくなります。雨漏りなどで下地まで傷んでいる場合は、葺き替えが必要です。屋根が重くなるのが気になる場合は、軽い金属の屋根材を選ぶ方法があります。

塗装だけでも事前調査は必要ですか?

はい。事前調査は工事の規模にかかわらず必要です。請負金額が税込100万円以上なら、結果の報告も必要になります。

まとめ

  • 屋根100㎡で、カバー工法は約100万円〜、葺き替えは約150万円〜(処分費30万〜40万円が加わることも)
  • 2004年以前に施工したスレート屋根は、アスベストを含む可能性がある
  • 工法にかかわらず、着工前に有資格者の事前調査が必要。100万円以上の工事は報告も必要
  • 国の補助は吹付けアスベストが中心。屋根で使えるかは自治体に確認

アスベストを含む屋根の工事は、調査と処分の対応で会社の差が出ます。一括見積もりサービスで、屋根工事の実績がある会社をまとめて比べましょう。

出典:SUUMOリフォームタイムズ「スレート屋根の特徴とリフォーム費用」(2024年12月18日更新)、厚生労働省「石綿総合情報ポータルサイト」、環境省「石綿含有廃棄物等処理マニュアル(第3版)」、国土交通省「アスベスト対策Q&A」(いずれも2026年10月12日確認)