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外壁塗装を頼む業者は、大きく分けて大手(ハウスメーカー・大手リフォーム会社)、地元の工務店、塗装の専門店の3つです。どれが一番よいということはなく、家を建てた会社とのつながり、保証の重視、価格の重視で向き・不向きが変わります。
どのタイプを選ぶ場合でも、契約の前に確かめることは同じです。この記事では、3つのタイプの違いと、契約前に確かめる5つのこと、訪問販売の点検商法の注意点をまとめます。
結論:外壁塗装の業者3タイプの違い
| タイプ | 向いている人 | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| 大手(ハウスメーカー・大手リフォーム会社) | 家を建てた会社に頼みたい、窓口や保証の体制を重視したい | 実際に塗る職人が協力会社かどうか、担当者と現場の連絡の取り方 |
| 地元の工務店 | 外壁以外の修理もまとめて相談したい、近くで対応してほしい | 塗装を自社で行うか、塗装店に任せるか |
| 塗装の専門店 | 塗料や塗り方を詳しく相談したい、価格も比べたい | 屋根や雨どいなど塗装以外の不具合への対応 |

同じ家でも、タイプが違う会社から見積もりを取ると、塗料の提案や塗る面積、保証の内容が違って出てきます。タイプの違う会社を含めて複数の見積もりを比べると、相場と提案の違いがわかりやすくなります。
契約前に確かめる5つのこと
| 確かめること | どう調べるか |
|---|---|
| 1. 建設業許可 | 許可番号を聞き、国土交通省の検索システムで確かめる。税込500万円未満の工事は許可がなくても請け負えるが、持っている会社のほうが確かめやすい |
| 2. 事業者団体への登録 | 国土交通省の「住宅リフォーム事業者団体登録制度」に登録された団体に入っているか |
| 3. リフォーム瑕疵保険 | 工事に不具合があったときに補修費用が保険から出る。加入できる会社か |
| 4. 見積書の中身 | 塗料のメーカー・商品名、塗る面積(㎡)、塗る回数、足場・洗浄・コーキングが分けて書かれているか |
| 5. 保証書 | 何年・どの部分を保証するか(塗膜のはがれ、色あせなど)が書面で出るか |

許可番号の読み方や、行政処分を受けていないかの調べ方は、こちらの記事でくわしく解説しています。

外壁塗装の費用の目安と、見積書の塗装面積の確かめ方は、こちらの記事を参考にしてください。

訪問販売の「点検商法」に注意
「近くで工事をしている者ですが、屋根がずれていますよ」などと訪ねてきて、点検を口実に不安をあおり、契約を急がせる「点検商法」の相談が続いています。国民生活センターによると、点検商法の相談は2025年度に19,696件で、前の年度(19,249件)より増えました。
- 「点検させてほしい」と訪ねてくる業者には、その場で応対しない
- 屋根に上がってもらった場合も、見せられた写真や話をうのみにしない
- その場で契約しない。ほかの会社にも見てもらってから決める
- 訪問販売で契約した場合は、契約書面を受け取ってから8日以内ならクーリング・オフができる
(国民生活センターの注意喚起、特定商取引法をもとに当サイト作成)
よくある質問
外壁塗装はハウスメーカーに頼むと高いですか?
会社や工事の内容によって違うので、一概には言えません。家を建てた会社は建物の仕様をよく知っているという利点もあります。同じ塗料・同じ範囲で、ほかのタイプの会社の見積もりと比べて判断しましょう。
見積もりは何社くらい取ればいいですか?
2〜3社から、同じ条件で見積もりを取ると比べやすくなります。塗料の名前と塗る面積をそろえて頼むのがポイントです。
「今日契約すれば値引きします」と言われました。
その場で決めないようにしましょう。大幅な値引きを理由に契約を急がせるのは、トラブルの多い勧誘のしかたです。ほかの会社の見積もりと比べてから決めてください。
まとめ
- 外壁塗装の業者は大手・地元の工務店・塗装専門店の3タイプ。どれが一番ということはない
- 契約前に、建設業許可・団体登録・瑕疵保険・見積書の中身・保証書の5つを確かめる
- 点検商法の相談は2025年度に19,696件と増えている。その場で契約しない
- タイプの違う会社を含めて、同じ条件で見積もりを比べる
外壁塗装の業者選びは、比べる相手がいるほど判断しやすくなります。一括見積もりサービスで、外壁塗装の実績がある会社をまとめて比べましょう。
出典:国民生活センター「2025年度 全国の消費生活相談の状況」(2026年8月5日)、国民生活センター「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法」、国土交通省「住宅リフォーム事業者団体登録制度」、建設業法、特定商取引法(いずれも2026年10月12日確認)
