PR

庭に離れを作る費用|6畳でプレハブ150万円〜・木造240万円〜。水回りを付けすぎると「住宅」扱いになる注意点

リフォーム箇所・種類別

※本サイトには広告が含まれます

庭に6畳(約3坪)の離れを作る費用は、水回りなしでプレハブなら約150万〜200万円、木造なら約240万〜300万円が目安です(SUUMOの一級建築士監修記事より)。トイレやミニキッチンを付けると、そのぶん数十万円ずつ上がります。

費用より先に知っておきたいのが、キッチン・お風呂・トイレを全部そろえると「もう1軒の住宅」とみなされ、同じ敷地には建てられないことがあるという点です。この記事では、構造・広さ別の費用と、水回りの付け方、手続き(確認申請・登記・固定資産税)をまとめます。

結論:庭に離れを作る費用の目安

構造坪単価の目安6畳(約3坪)の総額向いている使い方
プレハブ約50万円〜約150万〜200万円書斎・趣味の部屋・物置を兼ねた部屋
木造約80万円〜約240万〜300万円親の部屋・子ども部屋など長く住む部屋
鉄骨造約130万円〜約390万〜450万円広い離れ・2階建て
RC造約150万円〜約450万〜500万円防音室・耐火性を重視する部屋
出典:SUUMOリフォームタイムズ「自宅に離れを増築するために知っておきたい法規制と費用」(2023年10月12日公開、2026年10月10日確認)。水回りなしの場合
6畳の離れの構造別の費用の目安
追加するもの費用の目安
トイレ約25万〜30万円
ミニキッチン約20万〜30万円
小型の洗面台約10万〜20万円
渡り廊下(壁と屋根あり、1坪程度の木造)約80万円〜
出典:SUUMOリフォームタイムズ(同上)。給排水の配管を母屋から延ばす費用は、距離によって別にかかる

離れの費用は、構造よりも母屋からの配管・電気の距離と防火地域かどうかで大きく変わります。同じ広さでも会社によって見積もりの差が出やすいので、複数の会社に同じ条件で見積もりを頼んで比べるのがおすすめです。

水回りを全部そろえると「住宅」扱いになる

建築基準法では、1つの敷地に建てられる住宅は1つが原則です。離れにキッチン・お風呂・トイレがそろうと、母屋とは別の「独立した住宅」とみなされやすくなり、同じ敷地のままでは建てられないことがあります。その場合は、土地を分ける(分筆する)などの手続きが必要になります。

離れに付けるもの扱われ方の目安
水回りなし(書斎・趣味の部屋)母屋と一体で使う「離れ」として扱われやすい
トイレだけ、洗面台だけ離れとして計画しやすい
キッチン・お風呂・トイレを全部そろえる独立した住宅とみなされやすい。同じ敷地に建てられないことがある
SUUMOリフォームタイムズ(同上)をもとに当サイト作成。実際の扱いは自治体・確認検査機関の判断による
離れに付ける水回りと扱われ方の違い

あとからキッチンを付け足す計画がある場合も、最初の相談の段階で会社と役所に伝えておきましょう。離れにお風呂を付けたい場合の費用と注意点は、こちらの記事でまとめています。

離れにお風呂を増築する方法と費用|配管・断熱のポイント
離れにお風呂を増築する方法を詳しく解説。配管・断熱・法令の注意点や費用相場、快適な設計のポイントを紹介します。

建てる前に確認する手続きとルール

確認すること内容
確認申請増える床面積が10㎡を超えるときに必要。防火地域・準防火地域では広さにかかわらず必要。図面作成などを含めて20万〜40万円程度を見込む
建ぺい率・容積率母屋と離れを合わせた面積が上限を超えると建てられない
防火地域・準防火地域外壁や窓に防火の仕様が求められ、工事費が上がることがある
母屋が今のルールに合っているか古い家で今のルールに合っていない部分があると、増築が認められないことがある
渡り廊下屋根と壁で囲むと建物として扱われ、面積に入る(自治体によって扱いが違う)
登記工事が終わってから1か月以内に、建物の表題変更登記をする
固定資産税床面積が増えるので、家屋の評価が見直されて上がることがある
SUUMOリフォームタイムズ(同上)、建築基準法第6条、不動産登記法をもとに当サイト作成(2026年10月10日確認)
庭に離れを建てる前に確認する手続きとルール

6畳(約10㎡)の離れは、確認申請が必要かどうかのちょうど境目です。少し広くするだけで申請が必要になることもあるので、図面の段階で面積を確認しましょう。

費用を抑えるコツ

  • 水回りは必要なものだけにする:配管の延長は距離で費用が増える。トイレだけなら母屋に近い場所に建てる
  • 母屋の近くに建てる:配管・電気・通信の延長が短くなる
  • 使い方に合わせて構造を選ぶ:書斎や趣味の部屋ならプレハブも選択肢になる
  • 窓の数と位置を絞る:防火地域では防火仕様の窓が高くなりやすい
  • 同じ条件で複数の会社に見積もりを頼む:構造・広さ・水回りの条件をそろえて比べる

庭のスペースそのものが足りるか迷っている場合は、こちらの記事も参考にしてください。

庭を潰して増築する費用|6畳で木造約180万〜300万円。建ぺい率で「あと何㎡増やせるか」と確認申請を先に確認
庭を潰しての増築は法規制・建ぺい率・費用確認が必須。可否判断から代替案まで詳しく解説します。

よくある質問

6畳の離れを作る費用はどのくらいですか?

水回りなしで、プレハブなら約150万〜200万円、木造なら約240万〜300万円が目安です。トイレを付けると約25万〜30万円が加わり、母屋からの配管の距離でさらに変わります。

離れにキッチンを後から付けるのは違法ですか?

キッチンを付けること自体がすぐ違法になるわけではありません。ただし、キッチン・お風呂・トイレがそろって独立した住宅とみなされると、同じ敷地に住宅が2つあることになり、建築基準法のルールに合わなくなるおそれがあります。付け足す前に、工事する会社や役所に相談してください。

離れの固定資産税はかかりますか?

屋根と壁があり、土地に固定されて部屋として使える建物は、固定資産税の対象になります。金額は建物の構造や広さ、地域によって違うので、市区町村の資産税の窓口で確認できます。

まとめ

  • 庭に6畳の離れを作る費用は、水回りなしでプレハブ約150万〜200万円、木造約240万〜300万円
  • トイレ約25万〜30万円、ミニキッチン約20万〜30万円が加わる。配管の距離でも変わる
  • キッチン・お風呂・トイレを全部そろえると、独立した住宅とみなされて同じ敷地に建てられないことがある
  • 10㎡を超える、または防火・準防火地域なら確認申請が必要。工事後1か月以内に登記
  • 構造・広さ・水回りの条件をそろえて、複数の会社の見積もりを比べる

離れは、建てる場所や配管の取り回しで費用が大きく変わる工事です。一括見積もりサービスで、離れや増築の実績がある会社をまとめて比べましょう。

出典:SUUMOリフォームタイムズ「自宅に離れを増築するために知っておきたい法規制と費用」(2023年10月12日公開)、建築基準法第6条、不動産登記法(いずれも2026年10月10日確認)