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間取り変更で壁を抜く費用|間仕切り壁なら1か所約5万〜20万円。抜ける壁・抜けない壁の見分け方と、補強が必要なケース

リフォーム箇所・種類別

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間取り変更で部屋を仕切る壁(間仕切り壁)を撤去する費用は、1か所あたり約5万〜10万円が目安です。コンセントやスイッチの移設など電気工事を伴うと約10万〜20万円になります(SUUMOリフォームタイムズ)。

ただし、建物を支えている壁(耐力壁)は、そのままでは抜けません。抜く場合は別の場所での補強が必要になり、2×4工法の家やマンションの壁式構造では、そもそも動かせないことがあります。この記事では、抜ける壁・抜けない壁の見分け方と、撤去後にかかる費用をまとめます。

結論:壁を抜けるかどうかと費用の目安

壁の種類撤去できるか費用の目安・注意点
間仕切り壁(建物を支えていない壁)できる1か所約5万〜10万円。電気工事を伴うと約10万〜20万円
木造在来工法の耐力壁(筋交いが入った壁など)補強すればできることがある別の場所に壁を設けるなどの補強が必要で、費用が上がる
2×4(ツーバイフォー)工法の耐力壁原則できない壁で建物を支える構造のため
マンション(壁式構造)の構造壁できない壁で建物を支える構造のため
SUUMOリフォームタイムズ「間取り変更リフォームの費用相場と間取りのアイデア事例」(2025年3月13日更新、2026年10月12日確認)をもとに当サイト作成
間仕切り壁・耐力壁・2×4・壁式構造の壁を抜けるかどうか

壁が耐力壁かどうかは、見た目だけでは判断できません。同じ「壁を抜きたい」という相談でも、会社によって補強の方法や費用の出し方が違うので、図面を持って複数の会社に現地を見てもらいましょう。

撤去したあとにかかる費用

壁を抜いたあとは、壁があった場所の床・壁・天井をつなぐ工事が必要です。SUUMOの単価を使うと、次のように計算できます。

工事単価の目安計算例(当サイト計算)
壁紙の張り替え1㎡あたり800〜1,500円壁と天井で40㎡なら約3万2,000〜6万円
床の重ね張り・張り替え1㎡あたり1万〜2万5,000円部屋全体(10㎡)を張り替えるなら約10万〜25万円
収納の新設約15万円〜壁を抜いて減った収納を補う場合
単価:SUUMOリフォームタイムズ(同上)。計算例は面積を仮定した当サイトの計算

壁を抜いたあとの床は、壁があった部分だけ素材や色が合わないことが多く、部屋全体を張り替えるかどうかで費用が大きく変わります。見積もりでは、床と壁紙の範囲を確かめましょう。

抜けるかどうかを確かめる手順

  1. 図面を探す:建てたときの確認申請の書類や、構造の図面(筋交いや耐力壁の位置が書かれたもの)を用意する
  2. 工法を確かめる:木造在来工法か、2×4工法か。マンションなら壁式構造か、柱と梁の構造(ラーメン構造)か
  3. 現地を見てもらう:天井裏や床下で、柱・梁・筋交いの位置を確かめてもらう
  4. 補強の方法と費用を出してもらう:耐力壁を抜く場合は、どこにどんな補強をするかを図で説明してもらう
間取り変更で壁を抜けるか確かめる4つの手順

築年数が古い家で壁を抜く場合は、家全体の耐震性も一緒に確かめておくと安心です。耐震補強の費用は、こちらの記事でまとめています。

築40年の耐震補強費用|平均は約146万〜183万円。2026年の築40年は「新耐震」—評点の見方と補助金の手順
耐震リフォームの費用相場と築40年前後の注意点を解説。工法別費用、追加費用、旧耐震住宅のリスクと補強の優先順位をまとめた実用ガイド。

2025年4月から:大きな間取り変更は確認申請が必要なことも

2025年4月の建築基準法の改正で、2階建ての木造の家で行う大規模なリフォーム(壁・柱・床・はり・屋根・階段のいずれかの半分を超える改修)は、建築確認の手続きの対象になりました。この場合は、建築士による設計と工事監理も必要です(国土交通省)。間仕切り壁を1〜2か所抜く程度なら通常は当たりませんが、家全体の間取りを大きく変える場合は、会社に手続きの要否を確かめましょう。

和室を洋室にする場合の費用は、こちらの記事を参考にしてください。

和室を洋室にする費用|6畳で約40万円〜、畳→フローリングだけなら約18万〜30万円。範囲別の早見表と段差の注意点
和室を洋室にリフォームする費用相場は?畳からフローリングへ張り替える費用や注意点、コストを抑えるコツを解説。

よくある質問

2部屋を1部屋にするといくらかかりますか?

仕切りの壁が間仕切り壁なら、撤去は1か所約5万〜10万円です。これに、壁があった部分の床・壁紙・天井の補修が加わります。耐力壁の場合は補強が必要になり、費用が上がります。

マンションで壁を抜けますか?

柱と梁で支える構造(ラーメン構造)なら、部屋の間仕切り壁は抜けることが多いです。壁で支える構造(壁式構造)では、構造壁は抜けません。管理規約での決まりも確かめましょう。

壁を抜くと地震に弱くなりますか?

間仕切り壁なら影響は小さいですが、耐力壁を補強せずに抜くと家の強さが下がります。耐力壁を抜く場合は、補強の計画を必ず確かめてください。

まとめ

  • 間仕切り壁の撤去は1か所約5万〜10万円、電気工事を伴うと約10万〜20万円
  • 耐力壁は補強が必要。2×4工法やマンションの壁式構造の構造壁は原則抜けない
  • 撤去後の床・壁紙の補修費も見込む。床を部屋全体で張り替えるかで総額が変わる
  • 2階建て木造の大規模な改修は、2025年4月から確認申請の対象

壁を抜けるかどうかは、図面と現地の確認で決まります。一括見積もりサービスで、間取り変更の実績がある会社をまとめて比べましょう。

出典:SUUMOリフォームタイムズ「間取り変更リフォームの費用相場と間取りのアイデア事例8選!」(2025年3月13日更新)、国土交通省「木造戸建の大規模なリフォームに関する建築確認手続きについて」(いずれも2026年10月12日確認)