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トイレの増築リフォーム完全ガイド|費用・間取り・注意点をわかりやすく解説

リフォーム箇所・種類別

「家にもう一つトイレが欲しい」
「2階にもトイレを増設したい」
そんな悩みを解決するのがトイレの増築・増設リフォームです。

家族が多い家庭や二世帯住宅、高齢の家族と同居する場合など、トイレを増やすことで生活のストレスを大きく減らせます。

この記事では、トイレを増築する場合の費用相場・設置場所・工事の流れ・注意点を詳しく解説します。

家族が多く、朝のトイレ渋滞に悩んでいましたが、2階に増設してからストレスが激減。配管位置を工夫して費用も想定内に収まりました。

夜中の移動が大変だった母のため、寝室横にトイレを増築。段差なし・手すり付きで安心して使えます。介護保険の助成も活用でき助かりました。

3社に見積もりを依頼したら金額差が約40万円。提案内容も違い、最終的に対応が丁寧な会社を選びました。施工後のフォローも良く満足です。

りおと
りおと

みんなの声としては「2階にトイレを増設して朝が快適に」「高齢の母のため寝室横に増築」「業者選びで大きな差が出た」などの声がいくつか見られました。


トイレの増築とは?どんなケースで必要?

「トイレの増築」とは、既存の建物に新たなトイレスペースを増やす工事のことです。

似た言葉に「増設(ぞうせつ)」がありますが、違いは次の通りです。

用語意味主な場所
増築建物の外にトイレを新たに増やす建物の外側(庭・勝手口・増築棟など)
増設既存の室内にトイレを新たに作る2階・廊下・洗面所横など

たとえば、

  • 「2階にトイレがなく不便」 → 室内への増設
  • 「離れ・外にトイレを追加したい」 → 外壁を拡張する増築
    といった違いになります。

また、男性の場合は小便器を作るのもいいかもしれません。
自宅内で立ってトイレが出来、夜トイレに行きたいなんて時にスムーズに行けるのが魅力的ですね!

詳細は下記記事を参考にされてください!


トイレ増築の費用相場

トイレを増築する費用は、設置場所や配管工事の難易度によって変わります。
以下は一般的な費用相場の目安です。

増築タイプ費用相場(税込)工期目安
室内に増設(2階・廊下など)約50〜100万円3〜5日
外部に増築(壁を拡張)約80〜200万円5〜10日
離れ・屋外トイレの新設約150〜300万円10〜20日

💡費用の内訳(目安)

  • 便器本体:5〜25万円
  • 給排水・電気工事:20〜60万円
  • 内装・仕上げ:10〜40万円
  • 増築構造工事(外壁・屋根):30〜80万円

水回りを遠くに増やすほど配管・電気工事が複雑になり、費用が上がる傾向があります。


増築トイレの設置場所で人気のパターン

① 2階にトイレを増設

最も人気が高いのが2階へのトイレ増設です。
家族の人数が多い家庭では、朝の混雑を解消できるメリットがあります。

  • 給排水管を1階のトイレ真上に設置すれば、配管費用を抑えられる
  • スペースは最小1畳〜1.5畳あれば設置可能

💡注意点
階下に配管を通すため、防音・防漏対策をしっかり行うことが重要です。


② 寝室近く・高齢者向けにトイレを増築

高齢の家族が夜間に移動しやすいよう、寝室近くにトイレを新設するケースも増えています。

この場合、外壁側に1〜2畳程度のスペースを増築して設けるパターンが多く、

  • 介護用の手すり付き便器
  • 車椅子でも出入りしやすい引き戸
    などを採用することで安全性も高まります。

③ 離れ・屋外への増築

庭や離れにトイレを増築するケースもあります。
農作業用・工房・店舗兼住宅などで需要があり、簡易水洗トイレや浄化槽タイプを使うことが多いです。

屋外の場合は、排水処理・断熱・防寒対策を忘れずに行いましょう。


トイレを増築する際の間取りとサイズの目安

トイレに必要な最小スペースは以下の通りです。

タイプ必要面積の目安
標準トイレ(タンクあり)約1畳(幅80×奥行160cm)
タンクレス便器約0.7〜1畳
介護用・バリアフリー対応約1.5〜2畳

💡 ワンポイント
狭い場所に作る場合でも、ドアの開閉方向便器の向きで使い勝手が変わります。
引き戸タイプにすれば動線を確保しやすくなります。


増築トイレの工事の流れ

  1. 現地調査・設計
     建物の構造、水道管・排水管の位置、電源などを確認します。
  2. 増築部分の基礎・外壁工事
     新しいトイレ用の基礎を打設し、外壁・屋根を延長します。
  3. 給排水・電気配線工事
     既存の配管や電気系統と接続。冬季は凍結対策も必要です。
  4. 内装・仕上げ工事
     壁紙・床材・照明を取り付け、便器・手洗い器を設置。
  5. 最終確認・引き渡し
     水漏れや電源、換気の確認をして完了。

⏱ 工期目安:約5〜10日間(規模による)


トイレ増築のメリット

  • 朝の混雑が解消
     家族が多くてもストレスなし。特に子育て世帯に人気。
  • 介護・高齢者の利便性アップ
     寝室近くのトイレで移動負担を軽減。
  • 住まいの快適性向上
     2階・離れなど、生活動線に合わせた設置が可能。
  • 将来的な資産価値向上
     中古住宅でも「トイレ2か所」は人気の条件です。

注意点と失敗しないコツ

1. 配管ルートを確認しておく

水回りが遠い場所に設置すると、工事が大掛かりになります。
既存トイレや洗面所の近くに設置することでコストを抑えられます。


2. 換気・採光を確保する

小さな空間でも、窓や換気扇を設けることでにおい・湿気を防止。
特に外壁側に設置する場合は、外開き窓や換気扇付き照明が有効です。


3. 増築には建築確認申請が必要な場合も

建物の延べ床面積が10㎡を超える増築は、原則として建築確認申請が必要です。
リフォーム業者に申請の要否を必ず確認しておきましょう。


4. バリアフリー対応も検討する

将来を見据えて、出入口を広く・床段差をなくしておくと安心。
介護リフォームの補助金が使えるケースもあります。


トイレ増築の費用を抑えるポイント

  1. 配管が近い位置に設置する
     水道・排水工事の距離が短いほど安く済みます。
  2. 内装材を統一してまとめて発注
     床材・壁紙をまとめて施工するとコストダウンに。
  3. 既存トイレと同じメーカーを選ぶ
     部品互換があり、工事がスムーズ。
  4. 補助金・助成制度を活用する
     高齢者住宅改修や介護リフォーム制度の対象になる場合もあります。

トイレ増築の施工事例(イメージ)

  • 【二階に設置】
     限られた廊下スペースを活用し、コンパクトなタンクレス便器を設置。
     朝のトイレ渋滞が解消!
  • 【寝室横に増築】
     高齢の母のために寝室から数歩で行けるトイレを新設。
     手すり付きで夜間も安心。
  • 【屋外に増築】
     趣味の作業場用に簡易水洗トイレを設置。
     汚れを気にせず快適に使えるように。

まとめ|生活動線に合わせたトイレ増築で暮らしを快適に

トイレの増築・増設は、家族の快適さを大きく左右するリフォームです。
2階や寝室近く、屋外など、使う人に合わせた設計がポイントになります。

費用は50〜200万円ほどかかりますが、
**「生活のしやすさ」「介護のしやすさ」**を考えれば、費用対効果は高いリフォームです。

まずは信頼できるリフォーム業者に相談し、
現地調査をもとに「設置位置・費用・デザイン」をしっかり比較しましょう。