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「リトイレ」は、LIXIL(INAX)のリフォーム用トイレの呼び名です。付属の排水アジャスターで、床の排水管の位置(排水芯)が120mm、または200〜580mmのトイレから交換できるのが特長で、LIXILは「業界最大の排水芯対応範囲」としています(2025年7月現在、同社調べ)。
ただし、どんなトイレからでも交換できるわけではありません。排水芯が551〜580mmなら便器を前に出して取り付けることになり、トイレの中が少し狭くなります。この記事では、リトイレのデメリット(注意点)と交換費用の目安、選ぶ前に確かめることをまとめます。
結論:リトイレのデメリット・注意点
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 対応できない排水の位置がある | 床排水で120mm、200〜580mm以外は、そのままでは付けられない |
| 551〜580mmは前に出る | 便器を前に出して取り付けるので、トイレの中が狭くなる |
| 部材が必要なことがある | 今のトイレの排水の形によっては、別の部材(アダプター)が必要になる |
| 壁から排水するトイレは別 | 床ではなく壁に排水管があるトイレは、対応する機種を確かめる |
| LIXILの商品から選ぶことになる | 他社の便器が付けられない排水の位置で、リトイレが選ばれることもある |

反対に、排水の位置がほかのメーカーの便器に合わない家でも、リトイレなら交換できることがあります。TOTOの公式サイトでも、排水芯が120mmの2階のトイレで、LIXILのリトイレを選んだ事例が紹介されています。
リトイレが付けられるかどうかは、今のトイレの排水の位置で決まります。現地で測ってもらい、メーカーをまたいで複数の会社の提案を比べましょう。
リトイレへの交換費用の目安
| 工事の内容 | 費用の目安(工事費込み) |
|---|---|
| タンク付きトイレ(内装込み) | 約25万〜36万円 |
| タンクレストイレ(手洗い器込み) | 約22万〜48万円 |
リトイレだから特別に高くなるわけではなく、選ぶ機種のグレードと、内装を一緒に替えるかで総額が決まります。トイレ交換の費用の内訳と見積もりの確かめ方は、こちらの記事でまとめています。

排水芯(はいすいしん)の確かめ方
- 床排水か壁排水かを見る:便器の排水が床に向かっていれば床排水、うしろの壁に向かっていれば壁排水
- 壁からの距離を測る:便器のうしろの壁から、床の排水管の中心までの距離を測る。便器を外さないと測りにくい場合は、型番から調べてもらう
- 便器の型番を控える:便器やタンクに貼られたラベルの型番を写真に撮っておくと、販売店で対応機種を調べてもらいやすい
- 現地で確認してもらう:最終的には施工会社に測ってもらい、必要な部材まで見積もりに入れてもらう

(LIXIL公式のFAQ・施工説明書をもとに当サイト作成)
TOTOのリフォーム用トイレとの違い
TOTOのリフォーム用のトイレは「リモデル」と呼ばれ、こちらも排水の位置に合わせて取り付けられる仕組みがあります。どちらが付けられるか、使える機能や価格は機種ごとに違うので、メーカーを決めずに「今のトイレの排水の位置で付けられる機種」を複数出してもらうと比べやすくなります。
今が和式トイレの場合は、便器の交換に加えて床の工事が必要になります。費用の内訳は、こちらの記事でまとめています。

よくある質問
リトイレはどこのメーカーですか?
LIXIL(INAXブランド)です。TOTOのリフォーム用トイレは「リモデル」と呼ばれます。
マンションでもリトイレに交換できますか?
床排水で、排水の位置が対応範囲(120mm、200〜580mm)に入っていれば交換できることが多いです。マンションは排水の形が特殊なこともあるので、管理規約とあわせて施工会社に確認してください。
便器はそのままで、温水洗浄の部分だけ替えられますか?
LIXILには、便器はそのままで機能部だけを交換できる商品もあります。便器に傷みがなければ、こちらも候補になります。
まとめ
- リトイレはLIXILのリフォーム用トイレ。床排水の120mm、200〜580mmに対応
- 551〜580mmは便器を前に出すので狭くなる。対応範囲の外や壁排水は機種を確かめる
- 費用は工事費込みでタンク付き約25万〜36万円、タンクレス約22万〜48万円が目安
- メーカーを決めずに「付けられる機種」を複数出してもらって比べる
トイレは、排水の位置で選べる機種が変わります。一括見積もりサービスで、複数の会社に現地を見てもらい、提案をまとめて比べましょう。
出典:LIXIL「アメージュシャワートイレ 特長」、LIXIL 施工説明書、TOTO 施工事例、SUUMOリフォームタイムズ「リフォームの費用相場は?部位別」(2026年4月15日更新)(いずれも2026年10月12日確認)
