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リフォーム業者選びの失敗事例10選|ダメ業者の共通点と、契約前に防ぐチェックリスト

家とリフォームの基礎知識

※本サイトには広告が含まれます

リフォーム業者選びの失敗は、ほとんどが契約する前の段階で防げます。失敗した人の多くは、「1社だけで決めた」「その場で契約した」「見積書の中身を確かめなかった」のどれかに当てはまります。

国民生活センターによると、「無料で点検します」と訪問して工事を契約させる点検商法の相談は2025年度に19,696件で、2023年度(12,550件)の約1.6倍に増えています。この記事では、よくある失敗事例10選を「いつ気づくか」で整理し、ダメ業者の共通点と、契約前に使えるチェックリストをまとめます。

データで見るリフォームのトラブル

年度訪問販売によるリフォーム工事点検商法
2023年度11,879件12,550件
2024年度9,839件19,249件
2025年度5,544件19,696件
出典:国民生活センター「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法」(PIO-NETに登録された相談件数。2026年5月31日現在、2026年7月31日更新)
訪問販売リフォームと点検商法の相談件数の推移

訪問販売によるリフォーム工事の相談は減っていますが、点検商法は増えています。屋根だけでなく、給湯器・分電盤・太陽光発電の「点検」をきっかけにした勧誘が目立つようになりました。「点検が義務化された」「火災の危険がある」といった言葉で契約を急がせるのが典型的な手口です。

リフォーム業者選びの失敗事例10選

失敗に気づくタイミングごとに分けると、どこで防げたかがわかります。

契約してすぐ気づく失敗

失敗事例原因防ぐ方法
1. 無料点検のあと屋根工事を契約したが、ほかの業者に「高すぎる」と言われた点検した業者1社だけで決めたその場で契約せず、別の業者にも見てもらう
2. 「今日なら割り引く」と言われて契約したが、値引き前の金額がそもそも高かった比べる相手がいなかった2〜3社の見積もりを取る
3. 「点検が義務化された」と言われたが、うそだった業者の説明をそのまま信じたメーカーや市役所、188(消費者ホットライン)に確認する
国民生活センターの相談事例をもとに当サイト作成

工事中に気づく失敗

失敗事例原因防ぐ方法
4. 解体してから「下地が腐っていた」と追加費用を何度も請求された追加工事の決め方を契約前に決めていなかった「追加が出たら着工前に書面で金額を出す」と契約書に入れる
5. 営業担当とは話が通じたのに、現場の職人に伝わっていなかった下請けに丸投げで、打ち合わせ内容が共有されていない自社施工か、現場の責任者はだれかを契約前に聞く
6. 工期が大幅に延びて、仮住まいの費用がかさんだ工程表がなかった工程表をもらい、遅れたときの扱いを決めておく
当サイト作成

完成してから気づく失敗

失敗事例原因防ぐ方法
7. 外壁塗装が数年ではがれてきたのに、保証がなかった保証の内容を書面でもらっていなかった保証書の期間・範囲を契約前に確認する
8. 見積書の「一式」に含まれていると思った工事が、されていなかった見積書の内訳がなかった材料・数量・単価が書かれた見積書をもらう
9. 補助金が使えると言われたのに、申請されていなかった業者が補助金の登録事業者ではなかった登録事業者か、申請の時期を契約前に確認する
10. 不具合を連絡したら、業者と連絡がつかなくなった会社の実態を調べていなかった建設業の許可や処分歴を国のデータベースで調べる
当サイト作成

ダメ業者の共通点5つ

10の失敗事例を並べると、失敗につながった業者には共通点があります。

  1. 契約を急がせる:「今日だけ」「今すぐ工事しないと危険」と言い、比べる時間を与えない
  2. 見積書が「一式」ばかり:材料・数量・単価を書かず、あとから追加しやすくしている
  3. 書面を出したがらない:契約書・保証書・工程表を渡さず、口約束で済ませようとする
  4. だれが工事するのかを言わない:自社施工か下請けか、現場の責任者がだれかを答えない
  5. 会社の情報が確認できない:許可番号や事務所の住所をはっきり示さない

許可や処分歴の調べ方は、こちらの記事でくわしく解説しています。

悪徳リフォーム業者の見抜き方|建設業許可と処分歴を5分で調べる方法【許可番号の読み方】
リフォームで悪徳業者に騙されないために。よくある手口や被害例、信頼できる業者を見抜くポイントをわかりやすく解説。

契約前に防ぐチェックリスト

契約書にサインする前に、次の10項目を確認しましょう。1つでも「いいえ」があれば、契約を急がずに業者に確認するか、ほかの業者と比べてください。

確認することはい/いいえ
2〜3社から見積もりを取ったか□
見積書に材料・数量・単価が書かれているか□
追加工事が出たときの決め方が契約書にあるか□
工程表(工事の日程)をもらったか□
保証の期間と範囲が書面になっているか□
自社施工か、現場の責任者はだれかを聞いたか□
建設業の許可や処分歴を調べたか□
補助金を使う場合、登録事業者か確認したか□
訪問販売の場合、クーリングオフの書面をもらったか□
家族など、ほかの人にも相談したか□
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失敗しないいちばんの近道は「比べること」

10の失敗事例のうち、半分以上は「ほかの業者と比べていれば気づけた」ものです。同じ工事でも、業者によって金額・工事内容・保証が変わります。2〜3社の見積もりを並べれば、高すぎる金額や、必要のない工事にすぐ気づけます。

一括見積もりサービスなら、一度の入力で複数の業者から見積もりを取れます。紹介された業者も、この記事のチェックリストで確認してから契約しましょう。

よくある質問

大手のリフォーム会社なら失敗しませんか?

大手でも、実際の工事は地域の協力業者が行うことが多く、担当者や職人によって仕上がりは変わります。会社の大きさよりも、見積書の内訳や保証の内容、現場の責任者がだれかを確認することが大切です。

契約したあとで失敗に気づいたら、どうすればいいですか?

訪問販売や電話勧誘で契約した場合は、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリングオフができます。困ったときは、消費者ホットライン(188)や、住まいるダイヤル(0570-016-100)に相談しましょう。

まとめ

  • 点検商法の相談は2025年度に19,696件と増えている。屋根・給湯器・分電盤・太陽光の「点検」に注意
  • 失敗の多くは「1社だけで決めた」「その場で契約した」「見積書を確かめなかった」が原因
  • ダメ業者は、契約を急がせる・見積書が一式ばかり・書面を出さない・施工者を言わない・会社の情報が確認できない
  • 契約前にチェックリストで確認し、2〜3社の見積もりを比べる

出典:国民生活センター 訪問販売によるリフォーム工事・点検商法(2026年7月31日更新)、住宅リフォーム・紛争処理支援センター(2026年10月確認)