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床や壁のリフォームのうち、壁紙の張り替えや、今の床の上に重ねる床材の張り付けは、DIYでもできます。一方で、コンセントの増設や移設などの電気工事は、電気工事士の資格がないとできません(電気工事士法)。壁の撤去や床の下の木材の補修は、建物の強さに関わるのでプロに任せましょう。
費用の差も気になるところです。6畳の壁紙なら、材料費は約4万2,000円の計算で、プロに頼むと施工費込みで10万円以下くらいです(当サイトの計算とSUUMOの目安)。この記事では、DIYでできる範囲と、プロに頼んだ場合との費用の比較をまとめます。
結論:DIYでできる工事・できない工事
| 区分 | 工事の例 | 理由・注意点 |
|---|---|---|
| DIYでできる | 壁紙の張り替え、床の重ね張り(置くタイプ・張るタイプの床材)、壁や天井の塗装、棚の取り付け | 構造や配線・配管に触れない仕上げの工事 |
| 資格が必要 | コンセント・スイッチの増設や移設、照明の配線の工事 | 電気工事士の資格が必要(電気工事士法) |
| プロに任せたい | 壁の撤去、床が沈む・たわむ床の張り替え、給排水管の移動、ガスの工事 | 建物の強さや水漏れ・安全に関わる |

DIYで始めたものの、途中で下地の傷みが見つかってプロに頼み直すと、かえって費用がかかることもあります。「どこまで自分でやるか」を決める前に、プロの見積もりも取って比べておくと判断しやすくなります。
6畳でくらべる:DIYの材料費とプロの費用
| 工事 | DIYの材料費(当サイト計算) | プロに頼んだ場合 |
|---|---|---|
| 壁紙の張り替え | 約4万2,000円(一般的なクロス約38m×1.1倍) | 施工費込みで10万円以下くらい |
| 床の重ね張り | 床材の種類で大きく変わる | 約6万〜14万円(工期1日程度) |

壁紙なら、DIYにすると差は最大で6万円弱の計算です。ただし、古い壁紙をはがす手間、下地の補修、柄のあるクロスの柄合わせ(必要な長さの約1.2倍)などで、思ったより時間と材料がかかることがあります。
DIYで失敗しやすいポイント
- 床が沈む・たわむのに上から張る:床の下の木材が傷んでいると、上から張っても直りません(SUUMO)
- マンションの遮音の決まり:管理規約で床の遮音性能が決められていることが多く、DIYでも決まりに合う床材でないと使えません
- 段差ができる:床材を重ねると床が高くなり、ドアが開かなくなったり、隣の部屋と段差ができたりする
- コンセントまわり:壁紙を張るときも、コンセントやスイッチの配線に触れる作業は資格が必要
プロに頼んだ場合の、部位別の費用の早見表は、こちらの記事でまとめています。

床の張り替えと重ね張りの選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

よくある質問
賃貸の部屋でもDIYしていいですか?
賃貸では、退去するときに元に戻す必要があるので、はがせる壁紙や置くだけの床材などを選び、事前に大家さんや管理会社に確認しましょう。
天井の壁紙もDIYできますか?
できますが、上を向いての作業になり、壁より難しくなります。脚立の上での作業は危ないので、天井だけプロに頼む方法もあります。
DIYとプロ、どちらが結局安いですか?
材料費だけを見るとDIYが安くなりますが、道具をそろえる費用や、失敗したときの材料のロス、かかる時間も考える必要があります。プロの見積もりを取って、差額で判断しましょう。
まとめ
- 壁紙の張り替え・床の重ね張り・塗装はDIYでもできる
- コンセントの増設・移設などの電気工事は電気工事士の資格が必要
- 壁の撤去や、沈む床の張り替え、配管・ガスはプロに任せる
- 6畳の壁紙なら材料費は約4万2,000円、プロは施工費込みで10万円以下くらい(当サイト計算と目安)
自分でやるかプロに頼むか迷ったら、まずプロの見積もりを取って差額を確かめましょう。一括見積もりサービスなら、内装工事の実績がある会社をまとめて比べられます。
出典:SUUMOリフォームタイムズ「クロス(壁紙)の張り替えの費用相場」(2026年6月12日更新)、SUUMOリフォームタイムズ「床・フローリングリフォームの費用相場は?」(2026年9月7日掲載)、電気工事士法(いずれも2026年10月12日確認)
