庭は、住まいの印象を決定づける「外のリビング」とも言える空間です。
ウッドデッキや植栽、照明、フェンスの組み合わせ次第で、ナチュラルにもモダンにも変化します。
この記事では、「庭 リフォーム おしゃれ」というテーマで、テイスト別のデザイン実例、素材と色の組み合わせ方、そして維持管理をラクにする低メンテ設計のポイントを解説します。

ウッドデッキと植栽を組み合わせてナチュラルな庭にリフォーム。朝のコーヒーが楽しみになるほど、居心地の良い空間になりました。

黒いフェンスとコンクリート舗装でモダンな印象に。照明を足元に仕込むことで、夜も落ち着いた雰囲気を演出できて満足しています。

砂利と耐乾性植物でドライガーデンを施工。水やりも少なくて済み、手間がかからないのに見た目はおしゃれで友人にも好評です。

みんなの声としては「ウッドデッキと植栽を組み合わせてナチュラルな庭に」「照明を足元に仕込むことで、夜も落ち着いた雰囲気」「砂利と耐乾性植物でドライガーデンを施工」などが見られました。
テイスト別(ナチュラル/モダン/和/ドライ/ミニマル)

おしゃれな庭づくりの第一歩は、「テイスト」を決めること。
どんな雰囲気にしたいかが明確になると、素材・色・植物の選定が自然に決まっていきます。
以下では人気の5スタイルを紹介します。
ナチュラルテイスト

明るい木目やグリーンを基調にした、やさしい印象の庭。
ウッドデッキや天然石のアプローチ、丸みのある植栽がよく似合います。
ポイント:
- デッキやフェンスは「ライトブラウン」や「ナチュラルオーク」系で統一
- 植栽はシマトネリコ・オリーブ・ラベンダーなど柔らかい葉色を選ぶ
- 照明は電球色で足元を照らすことで、夜もあたたかみを演出
ナチュラルデッキの費用・施工例はこちらで詳しく紹介しています。
→「デッキリフォームの費用と選び方」
モダンテイスト

モノトーンや直線的な構成が映える都会的なデザイン。
外壁・フェンス・タイルなどをグレーやブラックでまとめ、無機質さの中に整然とした美しさを出します。
ポイント:
- 外壁やフェンスはマットグレーやブラックで統一
- 床材はコンクリートや大判タイルが好相性
- 植栽はシンボルツリー1〜2本に絞り、構造物のラインを引き立てる
コンクリート舗装の施工例と費用相場は以下の記事で詳しく解説しています。
→「コンクリート外構の費用と相場」
和テイスト

日本建築や坪庭に調和する、落ち着いたデザイン。
砂利・竹垣・灯籠・苔などの自然素材を生かし、四季を感じる空間に仕上げます。
ポイント:
- 白砂利×黒玉石でモノトーンのコントラストをつくる
- 植栽はモミジ・アオダモ・ツワブキなど季節感を重視
- 足元照明や行灯風ライトで、夜も幻想的に演出
古い庭を和モダン風に再生した実例はこちらを参考にしてください。
→「古い庭の再生リフォーム実例と費用目安」
ドライガーデン(カリフォルニア・南欧風)

水やりを最小限に抑えつつ、海外のリゾート感を演出できるスタイル。
砂利敷き・ロックガーデン・サボテン類の植栽など、個性と省管理を両立できます。
ポイント:
- 砂利・バークチップ・コンクリート平板で構成
- ユッカ・アガベ・コルジリネなど耐乾性の植物を中心に配置
- 家の外観とマッチするアイアンフェンスや木製プランターを合わせる
おすすめ環境: 日当たりの良い南向き・排水のよい地盤。
雨が多い地域では、透水性舗装や勾配調整でメンテを軽減します。
ミニマルテイスト

シンプルでありながら洗練された印象を与える、近年人気のスタイル。
余計な装飾を排除し、「線と面の美しさ」で魅せるのがポイントです。
ポイント:
- 床面:均一なコンクリート、グレータイル、芝生の一部利用
- 植栽:少数の低木+芝で構成、刈り込みも最小限
- 照明・フェンス:白や黒で統一、陰影で立体感を演出
このスタイルは建築のモダンデザインと統一しやすく、マンションの専用庭にもおすすめです。
素材と色の合わせ方(デッキ/フェンス/植栽/照明)

おしゃれな庭に見える最大の要因は、「素材と色の調和」です。
個々のパーツを選ぶ前に、全体のトーンを決めておくと失敗が少なくなります。
1. デッキと床材の組み合わせ
- ナチュラル系: 木目×明るい砂利・レンガ調タイル
- モダン系: グレーコンクリ×人工木デッキ(ダークブラウン)
- 和風系: 板石×飛び石+苔や玉砂利
特にデッキは視線を集める要素なので、「外壁・フェンスの色との一体感」を意識します。
人工木デッキなら、耐久性とデザイン性の両立も可能です。
デッキ素材の比較と価格帯はこちらの記事で詳しく紹介しています。
→「デッキリフォームの費用と選び方」
2. フェンスと壁の素材感を合わせる
フェンスは「背景」になるため、主張を抑えて素材の質感で統一感を出すのがコツです。
| テイスト | フェンス素材例 | 色のトーン |
|---|---|---|
| ナチュラル | 木調アルミ・樹脂フェンス | ライトブラウン〜ベージュ |
| モダン | アルミスリット・スチールメッシュ | ブラック・チャコールグレー |
| 和風 | 竹垣風パネル・縦格子 | ダークブラウン・黒 |
| ドライ | アイアンフェンス・ラスティックメタル | グレージュ・ブロンズ系 |
フェンスのデザインや価格を詳しく知りたい方は以下の記事を参照。
→「門扉・フェンスリフォームの費用と相場」
3. 植栽の配置と色味バランス
おしゃれな庭は「グリーンの濃淡」と「高さのバランス」が整っています。
植栽選びでは、常緑樹・低木・地被植物を組み合わせ、立体感を出します。
- 背景:シンボルツリー(オリーブ・シマトネリコなど)
- 中景:低木(アベリア・フィリフェラオーレアなど)
- 前景:地被(タマリュウ・セダム・ヒメイワダレソウ)
季節ごとに葉色が変わる植物を少し加えることで、年間を通して変化のある庭になります。
4. 照明で夜の雰囲気を演出
夜の庭を「第二のリビング」として楽しむには、照明計画も大切です。
おすすめ照明アイデア:
- デッキ階段やアプローチに埋め込み式ライト
- 植栽の足元にスポットライトを設置し、陰影をつくる
- 門柱灯やポールライトで帰宅時の導線を明るく確保
照明色は**電球色(2700K前後)**を選ぶと、暖かみがありリラックス効果が高まります。
低メンテ設計(防草/植栽選定/自動潅水)

デザインがどれほど美しくても、維持管理が大変だと長続きしません。
「手入れがラクでおしゃれな庭」にするには、以下の3要素を取り入れるのがおすすめです。
1. 防草対策
雑草対策は見た目と維持費に直結します。
最も効果的なのは「防草シート+砂利」または「コンクリート・人工芝」の組み合わせです。
防草素材の特徴:
| 素材 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 防草シート+砂利 | 自然な見た目・通水性あり | 5〜7年で交換が必要 |
| コンクリート | 完全遮断で長持ち | 熱反射・施工費が高い |
| 人工芝 | 見た目が良くメンテ不要 | 紫外線で劣化する場合あり |
POINT:
「見える部分だけ砂利」「デッキ下は防草シートのみ」など、部分施工で費用を抑えると効果的です。
2. 植栽選定で手入れを軽減
成長が遅く病害虫に強い植物を選ぶと、年間の手入れ時間が激減します。
おすすめの低メンテ植栽
- 常緑樹: ソヨゴ・オリーブ・シマトネリコ
- 低木: アベリア・ヒメシャリンバイ・マホニアコンフーサ
- 地被: タマリュウ・クラピア・セダム類
さらに「落葉樹を少なく」「根張りが浅い種類を選ぶ」ことで掃除の手間も減ります。
地域の気候や日照条件を考慮して選ぶのがコツです。
3. 自動潅水システムで維持を自動化
タイマー付きの自動潅水システムを導入すれば、旅行中でも庭を良好に保てます。
最近はスマートフォンで操作できるIoT対応機種も登場しており、配線工事不要の簡易タイプもあります。
メリット:
- 植栽ごとの水量を自動調整
- 水やり忘れ防止・均一潅水
- 夏場の水道代を節約できる
初期費用は約3〜8万円ほどですが、長期的に見ればメンテナンス負担を大きく軽減できます。
まとめ:テイストと機能を両立して「長く愛せる庭」に

おしゃれな庭リフォームのコツは、テイスト統一+素材調和+低メンテ設計です。
見た目の美しさだけでなく、暮らしの快適さを考えた設計が長く満足できる庭をつくります。
記事の要点
- 好みのテイストを決めて統一感を出す
- デッキ・フェンス・照明の素材と色を調和させる
- 防草・潅水・低メンテ植栽で維持をラクにする
素材別や施工タイプ別の費用・デザイン詳細は以下の記事も参考にしてください。
→「デッキリフォームの費用と選び方」
→「門扉リフォームの費用と相場」
→「コンクリート外構の費用と相場」
→「古い庭の再生リフォーム実例と費用目安」




