住まいの印象を大きく変える「内装リフォーム」。
壁紙や床の張り替えから、間取り変更・フルリフォームまで、目的や規模によって内容はさまざまです。
この記事では、内装リフォームの範囲・費用相場・工期・施工内容・物件別の特徴を徹底解説します。
これからリフォームを検討する方が、失敗せず理想の空間を実現できるように、見積もりのポイントも紹介します。

中古マンションを購入して内装をフルリフォーム。壁紙と床を統一感ある色に変えただけで、まるで新築のような印象に。費用は想定内で大満足です。

築25年の戸建てを全面リフォーム。天井や壁も断熱施工を追加して、冬の冷え込みが激減しました。工期は1か月半でしたが仕上がりに納得です。

子どもが成長したので和室を洋室にリフォーム。畳からフローリングに変え、クローゼットを新設しました。収納力が上がり、生活がスムーズになりました。

みんなの声としては「中古マンションを購入して内装をフルリフォーム」「冬の冷え込みが激減」「子どもが成長したので和室を洋室に」などが見られました。
内装フルリフォームの範囲と工期

「内装リフォーム」と一言でいっても、工事の範囲は幅広く、目的によって必要な工程が大きく変わります。
まずは、どの範囲をどれくらいの期間で行うのかを整理しましょう。
内装リフォームの主な範囲
| 種類 | 主な内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| 部分リフォーム | 壁紙・床の張り替え、ドア交換など | 費用を抑えやすく短工期 |
| 部屋単位リフォーム | リビング・寝室・和室などの内装更新 | 範囲が広くデザイン性を重視 |
| フルリフォーム | 家全体の内装を一新 | 設備・構造も含め全面改修可能 |
フルリフォームでは、水回り設備の移設や間取り変更を伴う場合もあり、施工計画の明確化が重要です。
工期の目安
| 内容 | 工期の目安 |
|---|---|
| 壁紙・床の張り替え | 2〜5日 |
| 部屋単位の内装改修 | 1〜2週間 |
| フルリフォーム(間取り変更あり) | 1〜2ヶ月 |
| 店舗や事務所の改装 | 2週間〜1ヶ月 |
工期は「規模」「施工範囲」「職人の手配状況」に左右されます。
複数業者から見積もりをとって、工程表を必ず確認することが成功のポイントです。
費用相場と内訳(クロス・床・天井・造作・設備)

内装リフォームの費用は、施工内容と素材のグレードで大きく変動します。
以下に代表的な工事ごとの費用相場をまとめました。
部位別の費用相場
| 工事項目 | 費用相場 | 工期目安 |
|---|---|---|
| 壁紙(クロス)張り替え | 約1,000〜1,500円/㎡ | 1〜3日 |
| 床(フローリング・CFなど)張り替え | 約5,000〜15,000円/㎡ | 2〜5日 |
| 天井クロス張り替え | 約1,000〜1,800円/㎡ | 1〜3日 |
| 造作・間仕切り壁新設 | 約10〜25万円/箇所 | 2〜4日 |
| 室内ドア交換 | 約3〜10万円/枚 | 1日 |
| 照明・電気設備改修 | 約5〜20万円 | 1〜3日 |
これらを組み合わせた**フルリフォーム(2LDK〜3LDK)**の場合、
全体で 約300〜800万円 が一般的な費用帯です。
費用の内訳
- 材料費(クロス・床材・建具など)
全体の40〜50%を占めます。選ぶ素材次第で金額が大きく変わります。 - 工事費(職人の施工費)
約30〜40%。内装職人・大工・電気工事・設備工などの人件費です。 - 諸経費・設計費
現場管理や清掃、交通費などで約10〜15%。
節約ポイント
- 壁紙や床材を量産グレードにする
デザイン性よりもコスパ重視で選べば大幅に節約可能。 - 複数箇所をまとめて依頼
職人の動員回数が減り、総額を抑えられます。 - 複数社の見積比較
相場を知ることが最大のコスト対策です。
物件別の制約(マンション・アパート・店舗・新築)

内装リフォームでは、物件の種類によってできる工事とできない工事があります。
特にマンションや賃貸では制約が多く、管理規約や構造を確認することが不可欠です。
マンションの場合
- 管理組合の許可が必要(特に床・壁・配管工事)
- 防音基準を満たす床材選びが重要(LL-45など)
- 共用部(玄関ドア・窓)は変更不可
フローリングに変更する場合は、防音材付き直貼りタイプを選ぶのが一般的です。
戸建ての場合
- 構造変更(壁の撤去・増設)が比較的自由
- 水回り位置の変更も可能
- 断熱・配線など内部構造も一緒に見直しやすい
戸建てはデザインと機能の両立を図りやすい点がメリットです。
また、古い木造住宅の場合は耐震補強と同時施工が推奨されます。
アパート・店舗の場合
アパートでは原状回復義務の範囲に注意。
退去時に元に戻す条件があるため、壁紙や照明の交換までにとどめるのが無難です。
店舗の場合は、
- 照明・電源・給排水のレイアウト
- 集客を意識したデザイン・導線設計
が重要で、内装デザイナーの関与が効果的です。
施工別の選び方(壁・床・天井・畳→フローリング)

リフォーム範囲を明確にするために、部位ごとのポイントを押さえましょう。
壁紙リフォーム
- クロス張り替えが中心。
一般的なビニールクロスなら1㎡あたり約1,000円前後。 - 汚れやカビが目立つ場所は防汚・防カビタイプを選ぶと長持ちします。
床リフォーム
- フローリング張り替え・重ね張り・クッションフロアが主流。
- 防音や断熱も同時施工できる。
- 「畳からフローリング」への変更も人気で、6畳なら約15〜30万円が相場です。
天井・照明リフォーム
- クロスの張り替えや、間接照明を取り入れるケースが増加。
- 天井高を活かして梁を見せる「ナチュラルスタイル」も人気。
和室から洋室(畳→フローリング)
- 畳撤去+下地調整+フローリング施工の3工程。
- 工期は約3〜5日、費用は6畳で約15〜25万円前後。
- 壁紙・建具・照明も同時に変更すると統一感が出ます。
失敗しない見積もり比較の手順

内装リフォームは、同じ内容でも業者によって10万円以上の差が出ることがあります。
そのため、**相見積もり(複数社比較)**が成功の鍵です。
ステップ1:現地調査と要望整理
まず、工事範囲・素材・デザインなどを明確に伝えましょう。
現地調査では、壁の状態・下地・電気配線などの確認が行われます。
ステップ2:見積もり内容の内訳を確認
費用の内訳は「材料費」「施工費」「諸経費」で構成されます。
項目がざっくりしすぎている場合は、詳細明細を再依頼してください。
ステップ3:安さだけでなく実績と保証を確認
格安業者の中には、下請け丸投げやアフター対応が弱いケースもあります。
- 施工実績(写真・口コミ)
- 保証内容(1年・3年など)
- 担当者の説明の丁寧さ
これらをチェックし、「信頼できる担当者」かどうかを見極めましょう。
ステップ4:オンライン比較サービスを活用
時間がない場合は、リフォーム一括見積サービスが便利です。
条件を入力するだけで複数社の見積を比較でき、費用の相場感をつかみやすくなります。
まとめ|内装リフォームは「範囲」と「目的」を明確に

内装リフォームは、
- 範囲を明確にする(部分・フル)
- 素材と施工内容のバランスを取る
- 相見積もりで最適プランを選ぶ
この3つを意識することで、無駄な出費を防ぎつつ理想の住まいが実現します。
デザイン・費用・施工内容を整理して、まずは信頼できる業者に相談してみましょう。
家の印象を決める内装だからこそ、慎重かつ計画的に進めることが成功の近道です。





