リノベーションは、物件選び・設計・施工・アフターと工程が多く、
会社選びが最も重要なプロセスのひとつです。
しかし、リノベ会社といっても種類は大きく分けて
- 施工会社
- 設計事務所
- 不動産+リノベ一体型のワンストップ
- 大手系ブランド(東京ガスやアクタスなど)
- 地域工務店・ローカルリノベ会社
と多岐にわたり、強みや向き不向きがあります。
この記事では、
会社のタイプ別の特徴・大手とローカルの違い・見積もり比較のコツ・ブランド選びの基準まで、
リノベーション会社選びを総合的に解説します。
関連記事として、費用の基礎は「費用総論」で、
中古×リノベの基本は「中古住宅総合」で紹介しています。

ワンストップ型に依頼し、中古物件探しから設計までスムーズ。ローンが一本化できて資金計画が立てやすく、工事も期日通り進んで満足です。

地元工務店へ戸建てリノベを依頼。デザイン自由度は高くなかったが、現場対応が早くコストも抑えられ、生活動線が大幅に改善されました。

大手リノベブランドに頼み、管理規約の難しいマンションでも適切なプランを提示してくれた。打ち合わせも丁寧で、完成度は期待以上でした。

みんなの声としては「ワンストップ型に依頼」「地元工務店へ戸建てリノベを依頼」「管理規約の難しいマンションでも適切なプランを提示」などが見られました。
- リノベーション会社のタイプ別の違い(施工/設計/ワンストップ)
- 施工会社(工務店・リフォーム会社)
- 設計事務所(デザイン・プラン重視)
- 不動産+リノベ一体型(ワンストップ)
- 大手ブランド vs ローカル工務店の比較観点
- 大手リノベブランドの特徴
- ローカル工務店・地域リノベ会社の特徴
- どちらが向いている?
- 中古購入+リノベ一体型サービスのメリット/注意点
- ワンストップ型のメリット
- ワンストップ型の注意点
- 見積もり・プラン比較のポイント(会社比較の核心)
- 1. 見積書の内訳の透明性
- 2. 設計力・間取り提案の質
- 3. マンション規約/戸建て構造の理解
- 4. 自社施工か、外注管理か
- 5. アフター保証の内容
- リノベ会社の選び方の総まとめ
リノベーション会社のタイプ別の違い(施工/設計/ワンストップ)

リノベ会社は一見似ていますが、組織体制・得意分野・作り方が大きく異なります。
ここではまず、最もよくある 3タイプの違い を整理します。
施工会社(工務店・リフォーム会社)
特徴
- 職人・施工チームを持ち、工事力が強い
- 現場対応が早い
- コストを抑えやすい
- 大型リノベに強い会社も多い
向いている人
- 戸建てのフルリノベ
- 構造補強・耐震・外装を含む改修
- デザインより性能重視の人
注意点
- デザイン・間取り提案が弱い会社も存在
- 物件探しは別途不動産会社が必要
- コミュニケーション力は会社によって差がある
施工力で選ぶなら、工務店やリフォーム会社が安定しています。
設計事務所(デザイン・プラン重視)
特徴
- デザイン性が高い
- 独自の間取り提案が得意
- 細かな造作家具・素材提案が可能
向いている人
- おしゃれな空間にしたい
- デザイン・世界観を強く重視
- 唯一無二の空間を求める
注意点
- 工事は別の施工会社へ発注(分離発注)
- 打ち合わせが多く費用が割高に
- 工期が長くなる場合がある
設計事務所は「仕上がり重視」の人に最適です。
不動産+リノベ一体型(ワンストップ)
特徴
- 物件探しから設計・施工まで一社で完結
- 中古物件選びが効率的
- ローン(リノベ一体型)に強い
- 予算管理がしやすい
代表的なブランド:
- 365リノベ
- イエスリノベーション
- ワンストップリノベーション系
- 不動産仲介会社+リノベ部門
向いている人
- 中古住宅を買ってリノベしたい
- 物件探しに時間を使いたくない
- ローンをまとめたい
注意点
- 自社施工でない場合は品質差あり
- 専任契約で物件選定の自由度が下がることも
- デザインの幅が会社によって違う
中古×リノベの流れ全体は「中古住宅総合」でも解説しています。
大手ブランド vs ローカル工務店の比較観点

リノベ会社を選ぶときは、
「大手」か「地域密着か」 という視点も重要です。
それぞれのメリット・デメリットを整理します。
大手リノベブランドの特徴
代表例:
- 東京ガスリノベーション
- アクタスリノベーション
- 365リノベ
- 大手不動産+リノベ事業
- インテリアショップ系リノベ
メリット
- 安定した施工管理体制
- 物件提案力が高い
- 会社倒産リスクが小さい
- 図面・デザインの品質が安定
- 保証が手厚い
デメリット
- 費用が高め
- 標準仕様が固定され柔軟性が弱い
- 担当者によって提案の差が出る
- 中間マージンが発生する体制も多い
ローカル工務店・地域リノベ会社の特徴
メリット
- コストが比較的抑えられる
- 現場対応が早い
- 細かなカスタマイズに強い
- 地域特性の理解が深い(地盤・気候など)
デメリット
- デザイン力に差がある
- ワンストップ機能が弱い場合が多い
- 保証体制は会社によって差がある
どちらが向いている?
| 目標 | おすすめの会社タイプ |
|---|---|
| おしゃれ・デザイン重視 | 大手ブランド・設計事務所 |
| コスト重視 | 工務店・地域会社 |
| 中古購入+リノベ | ワンストップ型 |
| 戸建てフルリノベ | 工務店+設計事務所 |
| マンションリノベ | 大手 or ワンストップ |
マンションリノベの詳細はこちらから、
戸建てリノベはこちらで扱っています。
中古購入+リノベ一体型サービスのメリット/注意点

リノベーション市場で急速に増えているのは、
中古物件の紹介 → 設計 → 施工 の全てを束ねた「ワンストップ型」のサービスです。
ワンストップ型のメリット
1. 物件探しが効率化
リノベ向き物件(間取り変更しやすい等)を専門的に紹介してくれる。
2. ローンが一本化できる
物件+リノベ費用を一緒に組めるため、
返済計画が立てやすい。
3. 総額の調整がしやすい
物件価格を下げて工事に回すなど、柔軟な調整が可能。
4. 工期トラブルが少ない
物件引き渡し後すぐリノベに入るため、段取りがスムーズ。
ワンストップ型の注意点

1. 物件選択肢が狭くなる可能性
専任契約すると紹介物件が限られる。
2. 施工が外注の場合、品質が会社依存
施工を自社でしないブランドも多く、
品質は提携会社の力量に左右される。
3. デザインが画一的な場合も
ブランドごとの標準仕様が決まっており、
自由度が低い場合がある。
見積もり・プラン比較のポイント(会社比較の核心)

ここからは、実際にリノベーション会社を比較する際に
必ず見るべき項目をまとめます。
1. 見積書の内訳の透明性
見積もりは
- どこを解体
- どこを新設
- 配管・断熱は含まれるか
- 追加費用の基準
- 工程ごとの単価
が明確であることが必須です。
費用の総論は「費用総論」を参照してください。
2. 設計力・間取り提案の質
良いリノベは必ず
- 動線
- 採光
- 家事効率
- 収納計画
- 家族構成の変化
の設計が優れています。
図面だけでなく、
3Dパース・模型・プラン比較案を出せる会社は信頼度が高いです。
3. マンション規約/戸建て構造の理解
マンション:
排水ルート・梁・壁式構造・遮音・管理規約
戸建て:
基礎・耐震・断熱・外壁劣化
会社が現地調査で「ここは抜ける/抜けない」「移設可能/不可」を即答できるかは重要な判断基準です。
4. 自社施工か、外注管理か
- 自社施工:品質が安定しやすい
- 外注管理:価格は抑えやすいがバラつきがある
現場監督の質が結果を左右するため、
現場管理体制を必ず確認しましょう。
5. アフター保証の内容
保証期間の目安:
- 設備:1〜2年
- 内装:2年
- 防水・外壁(戸建て):5〜10年
保証書が明確な会社ほど安心です。
リノベ会社の選び方の総まとめ

- まずは会社タイプを決める(施工/設計/ワンストップ)
- 大手とローカルの違いを理解する
- マンションと戸建てで得意分野が違う
- 見積り透明性・提案力の差が大きい
- 物件探しから依頼するならワンストップ型
- 保証・施工管理まで必ず比較




