「リトイレ(Re:Toilet)」という言葉を聞いたことはありますか?
最近、トイレリフォーム業界で注目されているのが、この“リトイレ”という新しい発想のリフォームスタイルです。
この記事では、リトイレとは何か、その特徴・費用・メリット・他のトイレリフォームとの違いまでわかりやすく解説します。

共働きで在宅時間が限られていたので、1日で完了するリトイレにしました。朝工事が始まり、夕方にはピカピカの新トイレ!想像以上に早くて感動しました。

タンクレストイレにしたくてリトイレを選びました。壁紙も一緒に替えたらホテルのような空間に。お客様にも「おしゃれ」と言われて嬉しいです。

リフォームは大変そうと思っていたけど、朝来て夕方には完了。音も少なく、トイレが新しくなっただけで家全体が明るく感じます。もっと早くやればよかった。

みんなの声としては「工期が短くて助かったタイプ」「デザインにこだわったタイプ」「思ったより簡単だったタイプ」などがありました。
✅ リトイレとは?簡単に言うと「手軽で高品質なトイレリフォーム」
リトイレ(ReToilet)は、既存のトイレ空間をできるだけ壊さずに、最新型のトイレへ入れ替えるリフォーム方法を指します。
従来のように配管や壁・床を全面解体するのではなく、既存の設備を活かして施工時間を短縮するのが特徴です。
つまり――
**「短期間・低コスト・高デザイン性」**の3拍子が揃った、次世代のトイレリフォーム。
メーカーやリフォーム業者によって呼び方は多少異なりますが、TOTO・LIXIL・Panasonicなどもこの考え方を採用しています。
🏠 リトイレの主な施工内容

リトイレのリフォーム内容は、以下のような軽・中規模の改修が中心です。
| 内容 | 施工内容の例 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 便器交換 | 既存トイレを最新型に取り替え(タンクレスなど) | 約2~4時間 |
| 壁・床リフォーム | 壁紙・クッションフロアなど内装の貼替え | 半日~1日 |
| 手洗い器設置 | スペースを活かして新設 | 約2時間 |
| 照明・収納追加 | 間接照明・キャビネットの追加 | 約2~3時間 |
特に「トイレの形状を変えずに機能性をアップする」施工が多く、
在来トイレ → タンクレス or 一体型トイレへの交換が人気です。
💡 リトイレのメリット

1. 工事が短期間で完了
通常のトイレリフォームでは、解体・下地処理・配管工事などで1〜3日かかることも。
一方リトイレは、最短半日〜1日で完了します。
家族がトイレを使えない時間が短く、生活への支障が少ないのが大きな魅力です。
2. 費用を抑えられる
解体や大掛かりな配管工事を省けるため、費用が20〜30%ほど安くなります。
同じ便器を設置しても、工事コストの差で数万円〜十数万円変わるケースも。
3. デザイン性が高い
タンクレス・壁掛け・収納一体型など、デザイン重視のトイレが選べるのも特徴。
壁紙や床材も一新すれば、まるでモデルルームのような空間に生まれ変わります。
4. 最新機能が充実
節水性能、除菌・脱臭機能、自動洗浄、温風乾燥など――
最新モデルに交換することで、清潔・快適・省エネが一度に叶います。
⚠️ リトイレの注意点・デメリット

1. 配管位置が特殊な場合は工事が必要
古い住宅では、トイレの排水位置が最新型トイレと合わないケースがあります。
この場合は、**配管移設費用が追加(1〜3万円前後)**になる可能性があります。
2. 壁や床が劣化している場合は補修が必要
既存のまま施工するため、下地の傷みがあると仕上がりに影響します。
壁紙の浮きや床のたわみがある場合は、先に補修を行いましょう。
3. 狭小トイレでは選べる機種が限られる
タンクレストイレや手洗い一体型を導入する場合、奥行きや設置スペースの確認が必須です。
リトイレ対応モデルを選べば、多くの場合は問題ありません。
💰 リトイレの費用相場

| リフォーム内容 | 費用の目安 | 工期 |
|---|---|---|
| 便器交換のみ | 約8〜20万円 | 半日〜1日 |
| 壁紙・床の張り替え込み | 約15〜30万円 | 1日 |
| 手洗い器や収納の追加 | 約25〜40万円 | 1〜2日 |
| 高機能トイレ(タンクレスなど) | 約25〜50万円 | 1日〜 |
▶ 平均相場:20〜35万円前後
フルリフォーム(解体〜配管移設含む)の場合、50万円以上かかることもあるため、
リトイレはコスパの高い選択肢と言えます。
🧱 他のトイレリフォームとの違い
| 項目 | リトイレ | 通常リフォーム |
|---|---|---|
| 工期 | 半日〜1日 | 2〜3日 |
| 費用 | 20〜35万円 | 40〜70万円 |
| 工事内容 | 既存設備を活かす | 全面交換 |
| メリット | 短工期・低コスト | 自由設計・完全新築 |
| デメリット | 配管位置に制約あり | 費用・工期が長い |
「できるだけ手軽に新しいトイレにしたい」場合はリトイレ、
「間取り変更やバリアフリー対応まで行いたい」場合は通常リフォームが適しています。
🧻 こんな人にリトイレがおすすめ!
- 築10年以上経ち、トイレの老朽化が気になる
- 工期を短く、生活への影響を最小限にしたい
- 費用を抑えて見た目を一新したい
- 清潔感のある最新機能付きトイレに変えたい
特に共働き家庭やマンション住まいの方には、工期が短い点が大きなメリットです。
🪞 リトイレで人気のデザイン例

- ナチュラルモダンスタイル
木目の床とホワイトトイレの組み合わせで、明るく清潔感ある空間に。 - ホテルライクスタイル
石目調タイルと間接照明を使い、上質で落ち着いた雰囲気を演出。 - モダンスタイル
グレー壁紙とタンクレストイレでスタイリッシュな印象に。 - 北欧スタイル
淡いベージュやグリーンの壁紙と木目アクセントで柔らかく。
🔧 まとめ|リトイレは“手軽さと満足度”を両立できる新しいリフォーム
リトイレとは、
「壊さず・早く・安く・おしゃれに」トイレを生まれ変わらせるリフォーム。
通常リフォームよりも短期間・低価格で施工できるため、
初めてのトイレリフォームにも最適です。
トイレの汚れや古さが気になってきたら、
まずは「リトイレ対応モデル」で見積もりを取ってみましょう。
デザイン・機能・費用のバランスを重視する方には、特におすすめです。


