補助金紹介の項目で紹介したようにリフォーム補助金が出る対象は「省エネルギー化」・「バリアフリー化」・「耐震化」・「環境対策」・「防災対策」・「子育てや世帯変化による同居対策」・「空き家、中古物件の再生・活用」がメインとなっています。
これらに一つでも当てはまる場合は補助金を利用できる可能性が高いのでぜひ本章を参考にしてみてください!
補助金には国、都道府県、区市町村がそれぞれ実施しているものがあり、「業者が申請するもの・発注者が申請するもの」「着工前に申請するもの」「他補助金事業と併用できないもの」などさまざまな条件があります。また、業者によっては補助金に対応していない業者もあります。
補助金を利用しようと思っても複雑で何からしたらいいか分からないと思います。
しかし、本章を参考にすれば「どんな補助金があるのか」「自分に適した補助金があるのか」「補助金の実際の使い方」までしっかりと理解できます!
まずはどんな補助金があるかの紹介。その後、補助金の調べ方の解説。最後に具体的な使い方の解説を行うので順を追ってご確認ください!
全国で利用できる補助金紹介!
補助金事業名 | 実施団体 | 対象工事 | 申請者 | 補助額(円) |
子育てグリーン住宅支援事業 | 国(国土交通省) | ①開口部の断熱改修 ②躯体の断熱改修 ③エコ住宅設備の設置 ④子育て対応改修 ⑤防災性向上改修 ⑥バリアフリー改修 ⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 ⑧リフォーム瑕疵保険等への加入 ※①~③の内2つ以上の必須工事を行ったもののみが対象 | 業者 ※予め本事業に登録をした工事施工業者 | 上限40万/戸 or 60万/戸 ※①~③の必須工事を2つ、3つ行った場合で違う |
先進的窓リノベ2025事業 | 国(環境省) | ①ガラス交換 ②内窓設置 ③外窓交換 ④ドア交換 ※従前より省エネ性能が高い窓・ドアのみ等条件あり | 業者 ※予め本事業に登録をした工事施工業者 | 上限200万 |
リフォーム補助金制度が丸わかり!調べ方から使い方までステップごとに徹底解説!
上記のように補助金の対象はたくさんあります。
ちょっとした浴槽・洗面台などの水回りのリフォーム、外壁や屋根の塗装は「省エネルギー化」の対象工事になるかもしれませんし、間取りの変化や段差・手すりの設置は「子育てや世帯変化による同居対策」「バリアフリー化」に含まれます。
予想外に補助金の対象となっている場合もあります。補助金の確認にはそこまで多くの時間を取られませんので、一度ご確認されることをお勧めしております。
STEP1:自分に適した補助金制度があるか軽く確認!
補助金は数が多く、更に「業者が申請するもの・発注者が申請するもの」「着工前に申請するもの」「他補助金事業と併用できないもの」「業者が補助金の対象事業者でないと利用できないも」「対象工事の詳細条件」など確認する項目が多く個人で理解しようとするとかなりの時間と労力を要します。
しかし、うまく仕組みを活用すれば苦労せずに適切な補助金を利用できます。
順を追って説明しますので、本ステップでは詳細は確認せず、自分に合った補助金がありそうか確認されてください。
補助金制度には国が実施するものと、都道府県・区市町村が実施するものがあります。それぞれの確認方法を紹介します。
国が実施する補助金制度の確認方法
STEP①
ここをクリック
「一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会」
STEP②
「リフォームのお得な制度」をクリック

STEP③
トップの少し下で国の補助金事業を確認!
青色の補助金事業名をクリックで詳細を確認できます。

都道府県・区市町村が実施する補助金制度の確認方法
STEP④
国の補助金事業一覧の下の「地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイト」をクリック

STEP⑤
日本地図からお住いの都道府県をクリック

STEP⑥
お住いの都道府県・区市町村どちらもチェックを入れて検索

STEP⑦
地方公共団体の補助金事業を確認!
青色の事業名をクリックで詳細を確認できます。

STEP2:補助金に対応している業者を探す
ここまでの段階で自分に適した補助金があるか確認できたかと思います。
しかし、補助金を利用するには補助金申請を施工業者が出さなければならない場合が多々あります。
またその場合、補助金を利用するにはその補助金事業に登録された業者である必要があります。
本ステップでは補助金事業に登録されている業者を探す方法を紹介していきます。
STEP①
ここをクリック
「リショップナビ」
STEP②
「リフォーム会社一覧」をクリック
STEP③
お住いの都道府県・市区町村・リフォーム箇所を選択
下にスクロールし検索ボタンをクリック
STEP④
会社の検索条件に「特徴」という項目が追加されているのでその項目の「もっと見る」をクリック
「国が提供する補助金対応可」「国が提供する補助金相談可」「地方自治体が提供する補助金対応可」「地方自治体が提供する補助金相談可」
という4項目があるのでチェックして検索ボタンをクリック
STEP⑤
表示された会社から気に入った会社の「この会社に見積もり依頼する」をクリック
STEP⑥
表示内容に従って内容を入力
STEP3:補助金について業者への確認と申請
リショップナビにて見積もり依頼後の流れ
ここまで来たらリショップナビからの電話を待ちます。
(この際に、今後の業者の電話対応が大変だと感じる場合は、「各社からの連絡はメールでお願いします」とお伝えください。)
↓
送られてきたメールに前ステップで選択した会社とそれ以外におすすめ業者を紹介してくれるので合計3社ほど選び、各社からくる電話・メールにて見積もりのための現地調査の日程を決める。
電話で現地調査の依頼をする際には
現地調査の際か後日、契約・着工前に補助金についての相談を受けたい
と伝えておくと業者側も準備が出来、スムーズに対応してもらいやすくなります。
↓
補助金の相談ができるようになったら以下の内容をお伝えください。
(現地調査など対面の場合は、本サイトを保存し、この内容を見せていただいても構いません。)
(メールなどで送信する場合はコピペして送っていただいても問題ありません。)
今回リフォームするにあたって「リフォーム業者ランキング.com」というサイトの下記URLのページの4章の2を参考に今回のリフォームで利用できそうな補助金事業を確認したところ該当するものがいくつかあり、そのことで相談があります。
相談内容
・今回のリフォームで利用可能な補助金制度は何がありますか?
・その内、リフォーム発注者本人から申請が必要な補助金事業を伺いたいです。
また可能であれば「他補助金事業との併用可能か」「いつまでに申請が必要か」などの申請するにあたっての具体的な手順についての説明もお願いしたいです。
自己調べにて見つけた利用できそうな補助金事業 ←なければこの項目は消去してください。
・(あれば、ここに補助金事業名を記入)
・(あれば、ここに補助金事業名を記入)
↓
業者から教えてもらった内容・各補助金事業詳細ホームページの内容に従って補助金申請を行ってください。
(※見積もりをもらった後の契約・着工前に申請の手続きが必要なものがあるので注意)