PR

屋根の葺き替え完全ガイド|スレート・瓦・坪数別に費用と工事内容を徹底解説

リフォーム箇所・種類別

屋根の葺き替えは、住宅の寿命を左右する大規模なメンテナンス工事です。
「塗装で済むのか?」「葺き替えが必要か?」の判断や、スレート・瓦・金属屋根ごとの費用相場、工期の目安、下地補修の重要性まで、知っておくべきポイントは多岐にわたります。

この記事では、屋根の葺き替えを検討している方向けに、適用条件・屋根材別の費用比較・坪数別相場・下地補修の注意点をまとめました。
初めてでも安心して業者に相談できるよう、実際の見積もり・工事の流れに即して解説します。

築25年のスレート屋根を葺き替え。見た目が一新され、断熱効果も上がりました。工期は1週間ほどで、職人さんの丁寧な作業に大満足です。

瓦屋根のズレが目立ち、思い切って葺き替えを実施。費用は高めでしたが、重厚感ある見た目と静かな室内環境に変わり、家が生まれ変わったようです。

雨漏りがきっかけで葺き替えを依頼。下地が腐っていたとのことで補修も同時に施工。金属屋根を選んだおかげで軽くなり、地震への安心感も増しました。

りおと
りおと

みんなの声としては「築25年のスレート屋根を葺き替え」「瓦屋根のズレが目立ち、思い切って葺き替え」「下地が腐っていたとのことで補修も同時に施工」などが見られました。


葺き替えの適用条件とメリット・デメリット

屋根葺き替えとは、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する工事のことです。
単なる塗装やカバー工法よりも大掛かりですが、その分メリットも大きく、建物を根本から再生できます。

■葺き替えが必要になる主な症状

  • 雨漏りや野地板(下地)の腐食が進んでいる
  • 屋根材が浮いている・割れている・ズレている
  • 塗装では防水性が回復しないほど劣化している
  • 屋根材の耐用年数(20〜30年)を大幅に超えている

こうした場合、表面だけ塗り直しても長持ちせず、内部の構造を含めてリセットする葺き替え工事が最適です。

■葺き替えのメリット

  1. 下地から一新できるため、雨漏りリスクを根本解決できる
  2. 断熱・遮音・耐震性が向上する(軽量屋根材を使うと耐震効果もアップ)
  3. 外観の刷新で資産価値が向上
  4. メンテナンス周期が長くなる(20〜30年持つ)

■デメリット・注意点

  • 費用が高額(塗装の2〜3倍)
  • 工期が長く、仮住まい・足場設置が必要な場合も
  • 廃材処理や下地交換で追加費用が発生しやすい

判断の目安として、**屋根材が「塗装できる状態かどうか」**を業者に点検してもらうのが第一歩です。


屋根の塗装で延命できるケースと葺き替えが必要なケースの違い、塗料ごとの耐用年数についてはこちらで詳しく紹介しています。


屋根材別(スレート/瓦/金属)の費用・工期比較

葺き替え費用は、使う屋根材によって大きく変わります。
ここでは、主要3種類(スレート・瓦・金属)の特徴と費用目安を比較します。

■スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)

現在最も普及している軽量屋根材。施工しやすく、コスパに優れています。

項目内容
費用相場約80〜150万円(30坪)
耐用年数約25〜30年
工期約7〜10日
特徴デザイン多様、軽量で地震に強い
注意点古いスレートにはアスベスト含有品もあり、撤去費用が高くなる場合あり

メリット:費用バランスが良く、一般住宅で最も選ばれる屋根。
デメリット:防水塗膜が劣化しやすく、定期メンテナンスが必要。


■瓦屋根(和瓦・セメント瓦・軽量瓦)

重厚感と耐久性に優れ、和風住宅や高級住宅に多く使われます。

項目内容
費用相場約150〜250万円(30坪)
耐用年数約40〜60年(陶器瓦)
工期約10〜14日
特徴高耐久・遮音性・断熱性が高い
注意点重量があるため耐震性を考慮、施工技術に差が出やすい

メリット:半永久的に使える素材で、外観・性能ともに高水準。
デメリット:重量・費用・施工期間がネックになりやすい。


■金属屋根(ガルバリウム鋼板など)

近年人気急上昇の軽量屋根。スタイリッシュなデザインが特徴です。

項目内容
費用相場約100〜180万円(30坪)
耐用年数約30〜40年
工期約7〜10日
特徴軽量・錆びにくい・遮熱・断熱加工可
注意点施工精度が悪いと雨音・結露が出やすい

メリット:軽くて耐震性に優れ、モダン住宅に人気。
デメリット:断熱材・防音材を追加しないと室内温度が変動しやすい。


材料選定のポイント

  • コスパ重視 → スレート
  • 耐久性重視 → 瓦
  • 軽量・モダンデザイン重視 → 金属


屋根葺き替え費用の詳細内訳(材料・工賃・足場・撤去費など)と、補助金活用のコツをこちらの記事で詳しく解説しています。


坪数別の費用目安(30坪・50坪)

屋根の葺き替え費用は「坪数×屋根勾配(傾斜)」で大きく変わります。
ここでは一般的な2階建て戸建ての例をもとに、30坪・50坪の費用目安をまとめます。

屋根材30坪の費用目安50坪の費用目安
スレート80〜150万円130〜220万円
瓦(陶器瓦)150〜250万円250〜400万円
金属(ガルバリウム)100〜180万円160〜300万円

※勾配が急な屋根ほど足場や安全設備費が増え、+10〜20%程度上乗せされるケースがあります。

費用が変動する要因

  1. 屋根の形状・勾配(寄棟・切妻・片流れなど)
  2. 既存屋根の撤去費(瓦撤去は重量があり高額)
  3. 野地板や防水シートの交換範囲
  4. 廃材処理費・運搬費

このため、正確な見積もりには必ず**現地調査(屋根点検)**が必要です。
図面だけの概算では判断できません。


下地・野地板の補修が必要なケース

葺き替えの最大の目的は「下地の補修」です。
屋根表面だけ新しくしても、野地板(合板)やルーフィング(防水シート)が劣化していれば再び雨漏りしてしまいます。

■下地の劣化症状

  • 屋根裏に雨染みや黒カビがある
  • 釘の浮き・腐食が目立つ
  • 屋根材の下で木材が柔らかくなっている

このような症状があれば、野地板交換・防水シート張り替えを同時に行うのが必須です。

■下地補修の費用目安

工事項目費用目安
野地板張り替え20〜40万円
防水ルーフィング交換10〜20万円
屋根下地補修(部分)5〜15万円

葺き替え時に下地を強化することで、断熱・遮音性能もアップし、将来的な雨漏りトラブルを防げます。


屋根葺き替えと同時に外壁塗装や雨樋交換を行うことで、足場費を節約できる方法をこちらの記事で解説しています。


葺き替えを成功させるための3つのポイント

  1. 相見積もりは必ず3社以上に依頼
     → 提案内容・使用材・保証期間を比較する。
  2. 塗装と葺き替えの判断をプロに相談
     → 劣化度を赤外線診断などで確認。
  3. 保証内容を確認
     → 「施工保証」「材料保証」「雨漏り保証」があるか要チェック。

まとめ:葺き替えは“下地リセット”の大切なタイミング

屋根の葺き替えは、見た目を美しくするだけでなく、防水・耐震・断熱の性能を総合的に向上させるリフォームです。
スレート・瓦・金属いずれを選ぶ場合でも、下地からの補修ができるのは葺き替えだけ
費用はかかりますが、長期的にはメンテナンスコストを抑える効果があります。

築20年以上経過した住宅や、雨漏り・色あせ・ヒビが目立ってきた場合は、屋根点検を早めに依頼することが何より重要です。