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団地・平屋・空き家・実家・建売のリノベーション(徹底ガイド)

リフォーム箇所・種類別

リノベーションは「中古マンション」だけではなく、団地、平屋、空き家、建売住宅、実家など多様な物件に対応できます。
しかし、物件種別ごとに“できること・できないこと”、必要な工事、劣化状況の判断基準、将来売却を見据えた戦略は大きく異なります。

本記事では以下を総合的に解説します。

  • 団地リノベの特徴(配管・スラブ・規約制限)
  • 平屋・実家・空き家の構造と劣化リスク
  • 建売リノベの制限点(保証・構造)
  • 各種の費用レンジと優先すべき工事領域
  • リノベ計画の優先順位(耐震 → 断熱 → 設備 → 間取り → 内装)

そして各詳細記事へ誘導する内部リンクとして
→「リノベ費用総論」


→「中古住宅総合」


→「断熱リノベ」


→「DIY/おしゃれ」


への導入文も盛り込みます。

築40年の団地をリノベ。動かせない壁や配管に悩みましたが、内装と収納改善で想像以上の快適さに。規約理解が何より大事と痛感しました。

実家の平屋をフルリノベ。耐震と断熱を強化したことで冬も暖かく、親の暮らしも安全に。平屋は構造がシンプルなので改善の効果が大きいです。

空き家リノベは劣化が多く追加費用が発生。でも構造・配管・断熱を整えたことで、結果的に安心して住める家になりました。調査が必須です。

りおと
りおと

みんなの声としては「築40年の団地をリノベ」「実家の平屋をフルリノベ」「空き家リノベは劣化が多く追加費用が発生」などが見られました。


団地リノベーション(配管・床スラブ・音・規約制限が最大要素)

団地は近年「レトロ × 高コスパ × 立地の良さ」で人気が急上昇しています。
しかし、マンションとは異なる特殊な構造であるため、リノベの自由度と注意点を理解しておくことが重要です。


団地の構造の基本(RC造/壁式構造)

団地は多くが壁式構造で、柱や梁ではなく「壁で支えるつくり」になっています。
そのため、以下の制限が明確です。

  • 耐力壁は撤去不可
  • 開口拡張にも制限あり
  • 水回りの移動は最小範囲に限定
  • スラブ厚が薄く、直床で遮音規制が厳しい

スケルトンにする際も「全部壊せる」と思わないほうが安全です。


配管の制約(縦管共用のため移動しにくい)

団地の配管は共用縦管に接続されているため、

  • キッチン
  • 洗面
  • トイレ
    などを大きく移動するのは困難です。

床下の排水勾配も取れないため、“場所を変えず設備交換で使いやすく”するプランが主流となります。


床スラブと防音(直床で音問題が起きやすい)

団地の多くは**直床構造(コンクリートの上に直接床材)**のため、

  • 遮音フローリングの選択が必須
  • L-45など規約指定の等級を守る必要

子どもやペットのいる家庭では、柔らかい床材(コルクタイル・防音マット)などを検討します。


団地リノベの費用相場(40〜60㎡)

フルリノベ:350〜700万円
(スケルトン化+設備更新:500〜900万円)

費用を抑えやすい反面、
“動かせない制約を理解して工夫する” ことが成功のポイントです。

団地以外の物件と比較した費用全体像は以下が役立ちます。
→「リノベ費用総論」


平屋のリノベーション(構造・劣化・断熱が最重要)

平屋は「耐震性が高い」「動線がシンプル」「管理しやすい」などメリットが多く、近年人気が再燃。
しかし中古平屋には以下の問題がつきまといます。


平屋で注意すべき劣化ポイント

  • 基礎のひび割れ・沈下
  • 白蟻被害(床下点検口がない平屋が多い)
  • 無断熱の天井
  • 腐食した土台
  • 古い瓦屋根・雨樋の破損

これらを改善しないまま内装のみ仕上げると、
「見た目はきれいだが住むと寒い・カビる」 という失敗になりがち。


平屋リノベの優先順位

  1. 耐震補強(必須)
  2. 断熱(天井・床・壁)
  3. 屋根・外壁の改修
  4. 間取り変更(フルオープンも可能)
  5. 内装・造作

平屋は構造がシンプルなので、
断熱と耐震をセットで強化すると劇的に快適になります。

断熱強化リノベについて詳しくは
→「断熱リノベ」


平屋リノベの費用相場(70〜100㎡)

700〜1,500万円(劣化状況で大きく変動)

特に外部劣化が激しい古い平屋では「スケルトン補強」で1,500万円以上になることもあります。


空き家リノベ(劣化・侵入・配管・法規の総合チェックが鍵)

空き家は「安く買ってリノベ」が魅力ですが、実際には 劣化と隠れた損傷の宝庫 です。


空き家で最優先で見るポイント

  • 床下の湿気・腐朽
  • 屋根雨漏り
  • シロアリ痕跡
  • 配管破損(冬季凍結)
  • 電気容量不足
  • 非耐力壁の腐食
  • 契約電力の低さ

これらは中古住宅専門の建築士による**インスペクション(調査)**を強く推奨します。

空き家・中古の総合判断についてはこちら
→「中古住宅総合」


空き家リノベ費用レンジ

800〜2,000万円(劣化次第で大きく増減)

築30年以上の空き家は、

  • 全面配管更新
  • 電気幹線引き直し
  • 屋根断熱
  • 耐震補強
    がほぼ必須となるため、マンションより高額化します。

実家リノベ(相続・同居・売却まで見据えた計画)

実家リノベは「愛着」「家族構成」「将来売却」の3軸で考えることが重要です。


実家リノベは“建替え”と比較して判断する

築30年以上の実家では、
リノベ vs 建替え の判断が必須。

  • リノベ:800〜1,800万円
  • 建替え:1,800〜3,200万円

土台や基礎に大きな劣化がある場合は、
リノベより建替えのほうが長期コスパが良くなるケースも多いです。


実家の将来設計(同居・分離・売却)

  • 子世帯との同居 → 二世帯化リノベ
  • 親の将来 → バリアフリー/断熱
  • 将来売却 → 地域ニーズに合わせて間取りを調整

実家は“感情”が大きく影響するため、
長期的な売却価値も併せて考えるのがポイントです。


建売住宅のリノベ(制約+コスパが特徴)

建売は「コスパを重視した構造」のため、
大掛かりな間取り変更がしにくい特徴があります。


建売リノベでの主な制限点

  • 2階の耐力壁が多く自由度が低い
  • 設備グレードが抑えられている
  • 床下点検口が少ない
  • 気密・断熱が弱い場合がある
  • 配管ルートが限定されている

ただし「家事動線改善」「内装刷新」「収納強化」など、
部分リノベで大きな満足度を得やすいのがメリット


建売リノベの費用相場

150〜500万円(部分)
500〜1,000万円(大幅な間取り変更)

外壁・屋根まで触る大規模改修は、建売では建替えに近い費用になります。


物件タイプ別の費用レンジまとめ

物件相場レンジ
団地350〜700万円
平屋700〜1,500万円
空き家800〜2,000万円
実家(二世帯含む)800〜1,800万円
建売150〜1,000万円
古民家1,500〜3,000万円

リノベの優先順位(耐震 → 断熱 → 間取り → 内装)

どの物件も最優先は以下の順番です。


1. 耐震(安全性)

  • 壁量計算
  • 補強金物
  • 基礎チェック

地震が増えている現在、ここを削ると後悔確定。


2. 断熱(快適性)

  • 天井断熱
  • 床断熱
  • 内窓
  • 気流止め

冬の寒さ/夏の暑さがもっとも生活満足度に影響します。

断熱強化は以下の記事で詳細解説
→「断熱リノベ」


3. 間取り(動線)

水回りの移動は配管次第で費用差が大きいので慎重に。


4. 内装(デザイン)

ここは比較的コスト調整がしやすい領域です。

DIYで仕上げ費用を抑える方法はこちら
→「DIY/おしゃれ」


【まとめ】物件タイプごとに“前提条件”が異なる

団地・平屋・空き家・実家・建売は
それぞれ構造・劣化・法規・費用の前提条件が根本的に違うため、
ひとつの費用レンジで語れない世界です。

  • 団地:規約と配管が制限
  • 平屋:断熱と耐震を最優先
  • 空き家:劣化リスクが最大
  • 実家:相続・建替え比較が必須
  • 建売:構造制約の中で工夫が必要

この理解があれば、リノベの失敗はほぼ避けられます。

物件種別に関係なく、費用全体像を整理したい方は
→「リノベ費用総論」