トイレは家の中でも使用頻度が高く、湿気や汚れが溜まりやすい場所です。
中でも「床」は経年劣化が早く、見た目や清潔感に大きく影響します。
「トイレの床を張り替えたい」「おしゃれで掃除がしやすい床にしたい」という方に向けて、
この記事ではトイレの床リフォームの費用相場・人気素材・選び方のコツを詳しく解説します。
古いクッションフロアを張り替えたら、トイレ全体が明るくなりました。汚れやすかった床も掃除がしやすくなり、毎日気持ちよく使えています。
床の下地が傷んでいて補修費が追加に。でも仕上がりは完璧で、長年の悩みだった臭いも改善。結果的にやってよかったです。
防水タイプのフロア材に変えたことで、水ハネや汚れもすぐ拭けるように。小さな子どもがいても清潔に保てるのが嬉しいです。
みんなの声では「清潔感が戻って毎日気持ちいい！」「思ったより費用がかかったけど満足」「防水床でお手入れがラクに！」などが見られました。
トイレ床のリフォームが必要になるサイン
床の張り替えが必要なタイミングには、以下のようなサインがあります。
- 床がフカフカして沈む
- 変色やシミが目立つ
- ニオイが取れない
- クッションフロアが剥がれてきた
- タイルの目地にカビが発生している
特に便器の周りや壁際に変色や黒ずみがある場合は、
長年の湿気や尿ハネで下地が劣化している可能性も。
早めに点検・リフォームを検討しましょう。
トイレ床のリフォーム費用相場
トイレの床リフォーム費用は、素材・広さ・工事内容によって変わります。
一般的なトイレ（1～1.5㎡程度）での目安は以下の通りです。
| 床材の種類 | 費用相場（工事費込） | 特徴 |
|---|---|---|
| クッションフロア（CF） | 約2万〜5万円 | 安価で防水性が高く、最も人気の素材 |
| フロアタイル | 約3万〜7万円 | 石目・木目デザインが豊富で高級感あり |
| 塩ビタイル（硬質タイプ） | 約4万〜8万円 | 傷に強くメンテナンス性が高い |
| フローリング（木質） | 約5万〜10万円 | 温もりある空間に。防水タイプ推奨 |
| タイル床 | 約6万〜12万円 | 高耐久で重厚感あり。寒さ対策が必要 |
最近はデザイン性と防水性を兼ね備えたクッションフロアやフロアタイルが主流です。
床の張り替えだけなら1日で完了するケースも多く、トイレリフォームの中でも人気の高い工事です。
人気の床材別に見る特徴とおすすめポイント
① クッションフロア（CF）
ビニール素材で作られた柔らかい床材。
防水・防汚・抗菌機能が高く、コスパ抜群。
木目・石目・タイル柄など種類も豊富で、デザイン重視の方にも人気です。
デメリットとしては、重い便器の下で跡が付きやすい点があります。
おすすめデザイン：
- 木目調 → ナチュラルで温かい雰囲気
- 石目調 → モダンで高級感のある印象
- ホワイト系 → 清潔感アップ
② フロアタイル
塩ビ素材ながら見た目は本物のタイルや木材そっくり。
耐久性・耐水性が高く、店舗でも使われるプロ仕様素材。
表面が硬いため、傷つきにくく長く美観を保てます。
本物感を求める方におすすめです。
③ フローリング（木質）
天然木の温もりを感じられる人気の素材。
ただし通常の木材は湿気に弱いため、トイレには防水コーティングや特殊加工の製品を選びましょう。
最近は水に強い「耐水フローリング」も増えています。
床暖房との相性も良く、冬でも快適です。
④ タイル床
陶磁器や石材のタイルは、高級感と耐久性に優れた仕上がり。
水に強く、長年使っても劣化しにくいのが魅力です。
一方で冷たさを感じやすく、施工費が高め。
床暖房やマットで調整するのがおすすめです。
デザイン別おすすめコーディネート例
| スタイル | 配色・素材例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 北欧・ナチュラル | 白壁＋木目調床 | 明るく清潔、居心地の良い空間に |
| モダン | グレー系フロアタイル＋ブラックアクセント | スタイリッシュで落ち着いた印象 |
| ホテルライク | 石目調フロア＋間接照明 | 高級感と非日常感を演出 |
| カフェ風 | ベージュ系床＋観葉植物 | 柔らかく温かみのあるデザイン |
施工の流れと工期の目安
トイレ床リフォームは以下の流れで行われます。
- 便器の取り外し
- 既存床材の撤去
- 下地の補修・調整
- 新しい床材の施工
- 便器の再設置・動作確認
工期：半日～1日程度。
床だけの工事なら、トイレが1日使えない程度で済みます。
床リフォームで失敗しないための3つのポイント
- 防水性を重視する
水はねや湿気が多いトイレでは、防水性能が最重要。
クッションフロアやタイルなど「水に強い素材」を選びましょう。 - 便器との相性を確認する
床の厚みが変わると便器の高さや配管位置がずれることがあります。
業者に相談し、便器交換と同時に行うと安心です。 - 滑りにくい素材を選ぶ
高齢者や子どもが使う場合は、滑り止め加工のある床材がおすすめです。
トイレ床リフォームの費用を抑えるコツ
- 便器交換と同時に行う
便器の取り外し費用が一度で済むため、トータルコストを節約可能。 - 量産タイプの床材を選ぶ
定番柄のクッションフロアなら材料費を抑えられます。 - 複数業者に見積もりを取る
施工範囲や処分費など、業者によって費用差が大きいです。
相見積もりで最大3〜5万円の差が出ることもあります。
まとめ｜トイレ床のリフォームで清潔・快適な空間へ
トイレ床のリフォームは、見た目・衛生面・快適性を一度に改善できる人気工事です。
素材によってデザインや機能性が大きく変わるため、
「掃除のしやすさ」「防水性」「予算」のバランスを見て選びましょう。
毎日使う場所だからこそ、
小さな床リフォームでも暮らしの快適さがぐっと変わります。
